ガネしゃん

「人生に悔いはない」生き方がしたい主婦です。

子供が自立するための子育てとは

ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。

 

 子育てをしていると、子供達の良い所、失敗した時等々、

様々な場面に遭遇しますが、そんな時どんな対応をされていますか?

 子供は自分の中に答えを持っている

私は子育てで子供達が「1人の人間としてどう成長出来るか」という事を大切にしています。

 

自分の子供が好きな事を一生懸命やってる姿を見ると、集中している子供の顔は真剣そのもので見ていて楽しいです。

 

小さい頃息子はレゴ、娘は物作りが好きでそれぞれ、一生懸命作っていたのですが思い描いてた物が作れなかったり失敗するとイライラしているのですが、根気よく何回も何回も作っては崩し、の繰り返し。

何故上手くいかなかったのか、自分なりに考えて作っていました。
(その間私はひたすら我慢、そっと見守っています)

 

そして出来上がった作品をそれはもう嬉しそうに私に見せてくれるのです。

親の私には何か良く分からない作品でも子供にとったら最高の作品です。

 

 

一緒に大げさに喜ぶととても満足げにしていたのを覚えています。

(この時、絶対に言ってはいけないと気をつけていたのは否定的な言葉です)

 

子供は何も分からないから大人が全て教えなくては、、って思いがちです。

 

例えば車を作っていても車の形になってなくてタイヤが下についてなくても

「いつも乗ってる車はここにタイヤがあるけど、この車は○○だからここについてるねんで」

 

「子供ってちゃんと自分の中に答えを持っているんだなぁ」って思いました。

 

決めつけはいけないと思いました。

 

親が先回りすると子供の能力は止まる

私の母親は過保護気味で私の子育ては保育園へ行かせるまで何でもやっていたそうです。

 

私が初めて保育園に行って給食を食べる時、誰かに食べさせてもらえると思い口を開けて待っていたそう。

服のボタンをはめるのも出来なかったみたいです。

 

「お母さんの言う通りにしていれば間違いない」
実際に言われてませんが、そう言われてる様で言われる通りにしていれば大丈夫なんだ。と思うようになっていきました。

そうして自分で何も決めれない自信がない子になっていました。

 

そんな私は小学校に入ってからも意見を発する事で否定されるのが怖くて、

 

授業では当てられる事を避け、参観日など学校での行動に対して否定的な事を言われたり、要領も良く勉強も出来た弟と比較されたり

 

「私がダメなんだ」「私は何も出来ない子なんだ」と思った事もありました。

 

  けれど、その中で矛盾にも思っていました。

意見を言うと決めつけ否定され、意見を言わないと怒られ、そんな事が積み重なって

成長するにつれ反抗するようになり、母親も徐々に過干渉がなくなり、海外へ目を向け自分の意見を出せたら自信もつくようになっていきました。

 

結婚し子供が出来た時、過保護&過干渉にならない様に子供達には出来るだけ自分で考える様にしています。

 

勉強でも運動でも何でも能力は自分で伸ばしていくものです。

 

私自身もそうでしたが、人に教えられて上手くなることはほとんどありません。

 

上手くなる子は勝手にどんどん吸収していきます。

自分で考え、楽しんで自分で能力を伸ばしていくのです。

 

大人は子供に何をしてあげれるのか

では大人は子供に何をしてあげられるかと言えば、環境を作る事くらいです。

子供が自分で考え、努力したいと思える環境を用意したら、あとは黙って見守るだけ。

 

せっかくやる気になっているのに大人が余計な口を挟んだら、子供の意欲に水を差す事になります。

 

子供はお母さん、お父さんが大好きです。

 

親がよかれと思ってやったことが子供の成長を邪魔してしまう事はあります。

 

子供が安心し、自信をもってこれでいいんだと思える環境を作って欲しいと思います。

 

いつも勉強させて頂いてる志田さんの記事にも子供の自立について書かれていたのでご紹介させて頂きます。

 

www.kakkoii-kosodate.info

大好きなブロガーの1人である志田さんは
絵を用いて読みやすく分かりやすい説明や意見を書かれています。

 

沢山の経験をする

過干渉気味だった母親ですが、私自身にも問題があったと思います。

中学生の頃はそれを理由に逃げてばかりしたからです。その方が楽だったからです。

 

今両親に感謝したいのは沢山の経験をさせてくれたことです。

 

やる事に対して意見を押し付けられた事はありますが、休みになると色んな場所へ連れて行ってもらいました。

 

海や山、旅行にも沢山行きました。学生時海外へも行かせて貰いました。

 

そして家庭はいつも温かったです。

私は甘え、家庭では安心を得ていました。

 

母が過保護になっていたのは

初めての子を流産しやっと出来た我が子が可愛くて大切に育て過ぎた事も知りました。

分かってはいましたが、そう言われた事で自分は悪くなかったんだと思えました。

 

沢山の経験をするという事は

 

色んな方と出会い、価値観が揺さぶられ、自らの問いを何度も立て直す。

 

自立するという事は、経済的、精神的両方にあると思いますが、その時々での選択を友人、社会を上手に取り入れて、自分で考えながら、物事を進めていく事ではないかと思います。

 

その為には常に学び考える事が必要だと思います。

 

そこに正解も近道もありません。

 

「何故考え学ぶのか」それは人それぞれです。

 

「学び続ける」という事は人生の終わりなき道のりだという事が分かっただけでも私は幸せだと思っています。

 

子育て中の親世代の方へ

親が良かれと思ってやってる事が子供の成長を妨げている事があります。

 

親が先回りして何でもやってしまうと、子供は物を考えなくなってしまいます。

そういう子は自分で物事を考えようとしないので、ボーっとしています。

 

たとえ親であっても意見がおかしいと思えば言える自分の意見がある。

何でも自分でさせてみる。やってみる。

 

そんな所から子供って成長していくのではないかと思います。

 

何歳になっても学べます。気づきは早い方がいいです。

繰り返しになりますが、今からでも何でも自分で考える環境を作って欲しいと願います。

 

 

f:id:yu_me_po-lly:20200315145437j:plain