ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。
仕事をしていたらほとんどのお客さんは「ありがとう」と笑顔で帰られます。
笑顔で帰られると「良かった」と思うのですが、お客さんの中でも文句を言う方もいます。
多くの人の「ありがとう」があっても、1人つまらなさそうにしている方がいるとその1人の為に「周りが全員つまらないのでは?」という気持ちになってしまいます。
その1人がいる為に調子が乱れるという経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
「職場に嫌な人がいる。あの人さえいなければ」
「アンケートやコメントで1人批判めいた事が書いてあった」
「会議で1人場を乱す人がいて気分が悪い」等々。
すべての人とうまくやっていくのは不可能だと思います。
けど、どうして「たったその1人」の言葉にひっかかり、気にしてしまうのだろう?
心理学者によると、マイナスはプラスをはるかに打ち負かすのだそう。
つまり、脳は怒った顔を大勢のニコニコ顔の中から優先的に見つけ出すメカニズムをもっているのです。
人間に限らず動物の脳には、悪いニュースを優先的に見つけ出し処理する能力が組み込まれていて生き延びるための危機回避のメカニズムなんだそう。
また、人は悪い感情、悪い評価をよい評価よりずっと詳しく検討する。
悪い印象は良い印象よりずっと容易に形成され、なかなか取り消せないらしい。
たった一人に言われた悪口や悪い評価が気になるのは、自分の心が狭いわけではなく、人生き延びる為に必要だった脳のメカニズム、危機回避の仕組みによるものなのです。
そう思うとなんだか安心する。
だから、悪口を言われたからって、「脳のメカニズム」なのであると客観的にとらえて、良い事に目を向けるというステップに変えていく事で嫌な気分を乗り越えられるのです。
想像してみて下さい。
「サクランボが山盛りになったなかに、一匹のゴキブリがいると台無しだが、ゴキブリがいっぱいの中にサクランボが1つ混じってても何の感情も引き起こさない」
ある心理学者の言葉です。
悪い事とは、良い事より気になるものなのです。
他人のたった1人の言葉を気にするより、良い方向へ目を向けてみませんか?
そういつも自分に言い聞かせています(#^.^#)