がねしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。
今日は「労災保険」についてです。
もし、仕事中や仕事に行く途中に事故あるいは、ケガをした時どうなるでしょう？
そんな時に「労災保険」という制度があります。
仕事中や通勤中の事故やケガ、病気の治療費、仕事を休んで給料を貰えない時の休業補償、死亡した場合の遺族年金等が給付されます。保険料は全額会社が負担します。
対象になる労働者は事業主に使用される者なので、アルバイトやパート、派遣労働者も適用されます。
対象にならない方は自営業者であったり、法人の役員や現地採用の労働者です。
例えば、通勤災害を例とすると、、
自宅から勤務先の会社へいく途中に交通事故にあった場合は通勤災害になります。
ただし、事前に会社に自宅から会社までの行き方を自己申告しておく必要があります。
申告した行き方と少しでも、違ったルートで通勤してみたり、途中、買物に寄ったりした場合は通勤災害にならない可能性もあるため、注意が必要です。
また、業務上等での病気、けがをしたときに労災病院や指定病院で必用な治療を受けた場合、療養の給付として治るまで受けられます。（労災指定医療機関での療養）
やむを得ず、指定以外の病院等で治療を受けた時に立て替え払いをした場合は、療養の費用が支給されます。
したがって、労働者の自己負担はありません。
労災保険に当たるかどうかの認定は勿論ありますが、
労災保険は会社員にとって、仕事をする上でとても重要である事がわかります。
社会保険とは「健康で文化的な最低限度の生活」を営むことができるように、国の責任で保険の仕組みを利用し実現しようとする社会保障制度の一環です。
役割は複雑ですが、概要だけでも知ることは自分自身の為に大切だと思います。
次回は「雇用保険」についてです。
