作者は芦沢央(あしざわよう)さん。1984年東京都出身の方です。
12年「罪の余白」で第3回野生時代フロンティア文学賞を受賞してデビューされました。他の著書に「今だけのあの子」「いつかの人質」「許されようとは思いません」があります。
あらすじは、助産院に勤める主人公が不妊と夫の浮気に悩んでおり、彼女の拠り所は、子供の頃から親しい存在の奈津子だった。
その奈津子も母や夫、社会となじめず、主人公を心の支えとしていた。
そんな2人に恐ろしい事件が起こる。
主人公の夫が他殺死体として発見されたのだ。。
最後まで読んだらもう一度読み返したくなると書いてあったので、「そんなわけないわ」と思い読んで見るとなるほど読み返したくなるのでした(笑)
やはり読んで見てあっ、こういう事ね。と納得出来るのでした。
作者の仕掛けた罠を解きながら読むというのも本を読む楽しみの1つです。
この2人の関係に注意しながら、どんでん返しをお楽しみください。