ガネしゃん

「人生に悔いはない」生き方がしたい主婦です。

【ノボテル奈良】駐車場までの行き方

【ノボテル奈良】へは近鉄新大宮駅から徒歩8分、近鉄奈良駅からはタクシーで約5分。

奈良市内や京都、大阪にも行きやすく便利な場所にあるのですが、車で【ノボテル奈良】へ奈良市の東西メインストリートの大宮通を西方面から行く場合、駐車場までの曲がる所が分かりづらい。

そこで車で大宮通からノボテル奈良駐車場に行くまでを記しておきます。

大宮通りを西方面から

奈良市の東西のメインストリート大宮通りは奈良市宝来町から近鉄奈良駅まで。その大宮通りの「奈良市役所東」の交差点を右折したら、県道1号線「三笠中学校前」の交差点を左折します。

三笠中学校前

写真はグーグルマップより引用

https://maps.google.co.jp

その後、一つ目の道(佐保河手前)を左折します。

目印は、橋の向こう側にあるソフトバンク。

ソフトバンクが見えてきたら、佐保川にかかる橋を渡らず、橋の手前を左に曲がります。

桜並木

この交差点を見落としがちなので、三笠中学校まえを左折し、一つ目の道(目印は橋向こうのソフトバンク)を左折すると覚えておくと間違わなくてすみました。

 

三井のリパークの駐車場が見えてきます

後はそのまま300mもすると看板がみえてきます。

 

5000円以上で2時間無料の駐車券を頂けます

駐車料金は、宿泊される方は12:00~翌12:00 1泊1.500円

レストラン利用の方は5.000円以上で2時間、10.000円以上で4時間無料となっています。

 

精算は帰る時に

 

駐車台数

平面駐車場22台(三井のリパーク)

 

京奈和自動車道:木津IC出口より車で約15分

第二阪奈有料道路:宝来ランプ出口より車で約25分


近鉄「大和西大寺」駅/JR「奈良」駅より、シャトルバスも運行されています。

シャトルバス

写真:アクセス|ノボテル奈良

ポール・マッカートニー撮影未公開プライベート写真展

世界が熱狂したビートルズ絶頂期、私がまだ生まれていませんでした。

多忙な時期の彼らをポールがレンズを通して見た記録。

当時の熱狂ぶりを経験していませんが、少しでも当時の気分を味わいたいとポール・マッカートニー撮影の未公開プライベート写真展に足を運びました。

ポール・マッカートニー撮影の未公開プライベート写真

ビートルズが進化を遂げる重要な時期にグループの一員として過ごしたポールの個人的な記録。

1963年リバプール

 

1963年12月、ビートルズは2つのBBCのテレビ番組を収録するために故郷リバプールに帰ります。リバプール・エンパイアで収録されたこのコンサートの観客はビートルズの北部エリアのファン・クラブ会員。ポールが撮影した写真にはバンド仲間やバンドの秘書であったり、公式ファンクラブの会長などのメンバーが映っています。

ジョージ・ハリスン

車中のジョージ・ハリスン。

当時ゆっくり眠れるのは車の移動時のみだったのでしょうね。

ビートルズ

僕らは、よく4人の頭を垂直につい見重ねたポーズをするように求められることがあった。これは、横幅が長い画像を使える余裕が常にない編集者が、写真を新聞紙面の1段記事に収めるためのものだと、後にわかったんだ。ポール・マッカートニー

pari

どこに行ってもマスコミとファンの多さに驚きます。

「ビートルマニア」と呼ばれた当時の熱狂やメンバーだからこそ撮影出来たリラックスモードの彼らを見ていると当時の状況がなんとなくわかる気がしました。

機内にて

振り返ってみると、ワオ!僕らはよくやったなと思う。僕らはリバプールのただのガキだっとのにね。

当時を知らない私が、しみじみと感じるのだから当時を振り返るポールはどんな思いでこの写真を選定したのだろうと当時の気持ちやジョンやジョージやリンダが亡くなってしまったポールの気持ちを考えると、言葉では表せない多くの想いがたくさん詰まったこの250枚に重みを感じました。

マイアミにて

マイアミでの休暇は全員とてもリラックスした感じで本当に楽しそう。

つかの間の楽しみがあったんだなぁと息子たちを見る目でみてしまいました。


ポール・マッカートニー撮影未公開プライベート写真展感想

80歳になったポールが自ら撮ったビートルズ時代の写真が、グランフロント大阪にて開催しています。

ビートルズファンなら必見です。初めは1963年リバプール時代。

この頃はデビューしたまだ1年目でそのころ「ザ・アイドル」真っ只中。

ティーンエージャーが彼らに夢中になっていた頃でした。

 

戦後だったから、状況は明るくなっていって、僕はいいアートや写真に触れることができた ポール・マッカートニー

 

ポールが映すこの写真すべて彼らの素顔が見れる写真というところが偽りなく自然な眼差しで嬉しい。

この写真をみていると、まるで自分がポールの目線になって当時のポールが見ていた背景が映っていると思うといそがしかった中にもほんの一瞬心の底から楽しめていた時があったんだなと何とも言えない気持ちになりました。

 

ポール・マッカートニーの写真への興味は彼が小さかったころ、初めて購入したコダック製のブローニーまでさかのぼります。戦後のイギリスでティーンエイジャーだったポールは、弟と共に写真と音楽への興味を共有しました。また1969年プロカメラマンだったリンダ・イーストンと結婚したことで娘で写真家でもあるメアリー・マッカートニーに作品を通して引き継がれています。

 

私がビートルズファンになった時は中学生。

私の両親と同世代の彼らを自分と同じ世代で見ることが出来ませんでした。

当時まだ20代の彼らは私の息子と同世代。

今私は当時の彼らを母親目線で写真を観ています。

長い月日が経った今思う事は計り知れません。写真だけでも当時の忙しさがわかるように今では息子の体調を心配する母親のような気持ちでみてしまいました。

マイアミでの写真はオールカラーで休暇を満喫している姿はこちらも自然と笑みがでてきました。

 

ビートルズに興味ある方なら行く価値はあります。

動画は撮れませんが写真は一部撮影禁止の箇所以外OKです。

開催は2025年1月5日(日)まで

会場:グランフロント大阪ナレッジキャピタルイベントラボ(入場口1階)

10:00~18:00※最終入場は30分前まで

休館日:12月31日(火)1月1日(水・祝)

当日券:一般2500円 大高生1500円 中小生 700円

 

www.yumepolly.com

 

ポール・マッカートニー写真展 Paul McCartney Photographs 1963–64 Eyes of the Storm <オフィシャルサイト>

映画【アバウト・ライフ幸せの選択肢】あらすじとネタバレ感想

結婚したことが良かったかどうかは、してみないとわかりません。

どんな選択も、その時に良かれと思った選択をし、今があるわけで何が正解なんて誰にも分からないのだと思います。

 

【アバウト・ライフ幸せの選択肢】あらすじ

ミシェル(エマ・ロバーツ)は恋人アレン(ルーク・ブレイシー)との結婚を望んでいますが、アレンはイマイチ煮え切らない態度をつづけていた。

そんな2人は親たちの経験から結婚生活について学ぶべく両家顔合わせの席を設けることに。

ところが、実はミシェルの父ハワード(リチャード・ギア)はアレンの母モニカ(スーザン・サランドン)と、そしてアレンの父サム(ウィリアム・H・メイシ―)はミシェルの母グレース(ダイアン・キートン)と不倫関係にあった。厳しい状況に追い込まれた親たちは、子どもたちに不倫の事実を隠しながらパートナーの愛人と対決を図ろうとしますが…

 

2024.3.8(金)公開『アバウト・ライフ 幸せの選択肢』公式サイト

 

【アバウト・ライフ幸せの選択肢】登場人物

老いていくことに不安を抱える?ミシェルの父ハワード(リチャード・ギア)

パートナーを愛している?ミシェルの母グレース(ダイアン・キートン)

人生をやり直したい?アレンの父サム(ウィリアム・H・メイシ―)

誰かに必要とされたい?アレンの母モニカ(スーザン・サランドン)

今この瞬間を大切な人と分かち合いたいミシェル(エマ・ロバーツ)

結婚じゃなくったって一緒にいれればいいアレン(ルーク・ブレイシー)


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【アバウト・ライフ幸せの選択肢】あらすじとネタバレ感想

ふとした時に誰もが自分の人生これでいいのかと思うのだと思います。

冒険をしてこなかったとか、もっとやりたかったことがあるのだとか…

国籍問わず、人間なら誰しも考えること。

そんな悩める大人たちをスーザン・サランドン、ダイアン・キートン、リチャード・ギア、ウィリアム・H・メイシーらと豪華キャストが演じています。

ハリウッドスターたちは、いくつになってもカッコよかったです。

ニューヨークを舞台に不器用な大人たちが自分の人生について幸せとは何かを探すお話でした。

若い頃は、愛し愛されることだけで周りが見えず結婚がゴールの様に思っています。

そんな結婚は、いつ頃からか毎日見る顔に安心してしまい、何をするにも当たり前になってしまいます。

当たり前なんてないのに。

 

歳を取って夫婦の愛情が薄れたとしても、その相手と出会ったからこそ生まれきた子供たち。

親も子も、決して自分たちが選ぶことはできないけれど、いくつもの偶然を重ねてこの世に生まれてきたのは事実なのです。

ミシェルがいう、今のこの瞬間出会えた事、将来どうなるかは分からないけれどこの瞬間の幸せを共に分かち合いたいという所は、素直な気持ちで娘のように愛おしくなりました。

初めははっきりしないなぁと少しアレンにイラっとする私でしたが、人から言われるのではなく、自分の意思でミシェルを追いかけていったので親心としてホッとしました。

 

物事は何でもタイミング。どんなに計画を立てていてもなるようにしかなりません。

将来の事を何も考えていないより、考えて生きていく方が私は好きなのですが、それでも人生は思うようにはいきません。

自分の選択が正しかったかどうかは分かりませんが、今は夫と出会い子どもと出会えた事に感謝しています。

親子の関係、友人や仕事、家族の問題、病気や生きづらさ、多くの事を経験して分かる事は、やっぱり今ここにいるその瞬間です。

今日何食べたいか?という問いに自分で決断し、誰とどこに行って何をしたいのか。

何をしている時が自分にとって心地よいのか?

その1つ1つの決断を大事にして毎日を過ごしていくのが、大切なんだと毎回映画や本から教えてもらっています。

 

誰もが一度きりの自分の人生をより豊かに過ごせますように。

 

大阪駅から【グランフロント大阪】までの行き方

グランフロント大阪への行き方はJR大阪駅から行くのが一番近くて分かりやすいです。

JR大阪駅からグランフロント大阪南館・北館への行き方です。

ホーム中央にある上りエスカレーターに乗ります

 

JR大阪駅からグランフロント大阪に行くには中央北口改札から出ると一番近いです。

電車でJR大阪駅に着いたらホーム中央にある上りエスカレーターに乗って1つ上のフロアに上がります。

上がったら広い連絡橋口のフロアがあります。

標識が目の前にあるので、正面右手に曲がります。

連絡橋口の改札を出ると通路になっています。

標識の一番右側にグランフロント大阪と書かれたやじるしが分かりやすく書かれてあります。

中央北口

通路を右へと進んでいきます。

グランフロント大阪と大きく書かれているので後は標識の方向を示す矢印の通りに進むのみ。

出口

通路を右へと進んでいくと途中右手に切符自動販売機や緑の窓口が見えます。

時間が早いと大阪ステーションシティーの案内所は閉まっていますが、その先に屋外の景色が見え、グランフロント大阪の建物が見えてきます。

グランフロント大阪

二階からグランフロント大阪の建物が見えると安心しますね。

フロア端までくると、エスカレーターがあるので、下の階までと降りていきます。

グランフロント大阪北館

このまま、ひたすらまっすぐ歩いていくと、EVENTLabイベントラボにて開催中のポールマッカートニー写真展があります。

ポールマッカートニー写真展

今回はイベントラボにてポール・マッカートニー写真展があったのでグランフロント大阪までの行き方を簡単にご紹介しました。

ポールマッカートニー写真展にいかれる方、参考にしてみてください。

映画【ホールドオーバーズ】あらすじとネタバレ感想

辛い経験は、経験した本人でないとその苦しみは分かりません。

決して言葉ではいい表せないけれど、誰にも言っていない秘密が明らかになったとき人はどう変われるのでしょうか。

【ホールドオーバーズ】あらすじ

1970年冬、ボストン近郊にある全寮制のバートン校。
クリスマス休暇で生徒と教師のほぼ大半が家族と過ごすなか、生真面目で融通が利かず、
生徒からも教師仲間からも嫌われている考古学の教師ハナム(ポール・ジアマッティ)は、
家に帰れない生徒たちの“子守役”を任命される。
学校に残ったのは、勉強はできるが家族関係が複雑なアンガス・タリー(ドミニク・セッサ)。
食事を用意してくれるのは寮の料理長メアリー・ラム(ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ)。
メアリーは一人息子のカーティスをベトナムで亡くしたばかり。
息子と最後に過ごした学校で年を越そうとしている。
クリスマスの夜。
「ボストンへ行きたい。スケートしたり、本物のツリーが見たい」
と言い出すアンガス。
はじめは反対していたハナム先生だが、
メアリーに説得され「社会科見学」としてボストン行きを承諾する。
ボストン、考古博物館にて。
「今の時代や自分を理解したいなら、過去から始めるべきだよ。
 歴史は過去を学ぶだけでなく、いまを説明すること」
アンガスはハナム先生の言葉を真剣に聞き入る。
「とてもわかりやすい。授業でも怒鳴らずそう教えてよ」
古本市、ボーリング場、映画館……ボストンを楽しむふたり。
しかし、実はアンガスがボストンに来たのには、ある目的があった。
ハナム先生も二度と会うはずのなかった大学時代の同級生と偶然出会う。
お互いに誰にも言っていない秘密が明かされていく……。

 

『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』公式サイト


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【ホールドオーバーズ】あらすじとネタバレ感想

ハナム先生、やるやん。一言で言えばこれです。

そこに至るまでの内容が色々ありますが、セリフを含めて感想を書いていきます。

実生活に近い映画は入っていきやすいです。

一見なんの繋がりも見えない3人。

けれども、深く付き合っていくことで彼らの共通点が見えてきます。

何の接点もない3人がお互いに心を通わせていく物語の中心人物は3人。

 

1人目は、メアリー。

写真:『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』公式サイト

言葉では一言も表されませんが、1人息子を失った母親の痛みや苦しみ、孤独。

息子が赤ちゃんの時に使用した靴などを次に生まれてくる妹の子どもの為に大切にしまっている姿はそっと寄り添いたくなります。

彼女がその時々に見せる明るく振舞う姿がせつなかったです。

 

次にハナム。

写真:『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』公式サイト

先生にも生徒にも嫌われている頑固で不器用な教授。

後半ボストンで同級生に会い思わず口から出まかせをいう彼の気持ちは、多くの人がやってしまうのではないかと思いました。

その彼が最後に見せた行動は、彼そのものが溢れていたと思います。

アンガスとの絆。1人の人生を変えたハナムが素晴らしかったです。

若い頃は軽い気持ちで観ていましたが、この歳になってようやくその映画の伝えたい事が分かるようになりました。

 

最後にアンガス。

写真:『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』公式サイト

まだ高校生のアンガスはとても辛い出来事を経験しています。

誰にも言えない家族の出来事はズレてしまった歯車のように、なにもかもが一瞬にして壊されてしまいます。

 

集団に混じれない者。社会的弱者。目に見えないバリア。

 

良いも悪いも、物事は知らず知らずのうちにおこるものです。

気づけそうで、気づけない。

自分ではどうする事もできないもどかしさ。

 

互いに同じ空間でクリスマス休暇を暮らしたことで、いつしかお互いを必要とし、得る事が出来た絆。

血は繋がっていないけれど、堂々と「家族」と呼べるのではないかと思いました。

 

人間関係は本当にさまざまです。

頭で分かっていても、感情やそれまでの生活、性格、周りの環境沢山の要素が集まってどうすることも出来なくなってしまうこと。

その人の気持ちを理解するには、膨大な時間と親密さが必要になってくること。

人というのは、繊細でもろく複雑なのだと感じています。

 

私が好きなセリフ

今の時代や自分を理解したいなら、過去から始めるべきだよ。歴史は過去を学だけでなく、いまを説明すること

人間の経験は今も昔も変わりません。

何百年もの昔から人は人間関係に悩み苦しんでいるということ。

分かっているのに、時代背景やその時々の社会が絡むとうまくいかなくなるのですね。

 

【ホールドオーバーズ】舞台ボストン

ボストンはアメリカで最も歴史の古い街の一つ。

そして多様な人種が共存します。

多くの大学もあり、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、タフツ大学、ボストン・カレッジ、ボストン大学、ノースイースタン大学などがあります。

 

 

映画【ポトフ美食家と料理人】あらすじとネタバレ感想

料理人は今も昔も変わらず休む暇がない位忙しい。

ドダンが考えるレシピを完璧に再現するウージェニーが素敵でした。

食にこだわる姿。芸術のような食の数々…

見ていてうっとりします。

 

映画【ポトフ美食家と料理人】あらすじ

〈食〉を追求し芸術にまで高めた美食家ドダンと、彼が閃いたメニューを完璧に再現する料理人ウージェニー。二人が生み出した極上の料理は人々を驚かせ、類まれなる才能への熱狂はヨーロッパ各国にまで広がっていた。ある時、ユーラシア皇太子から晩餐会に招待されたドダンは、豪華なだけで論理もテーマもない大量の料理にうんざりする。〈食〉の真髄を示すべく、最もシンプルな料理〈ポトフ〉で皇太子をもてなすとウージェニーに打ち明けるドダン。だが、そんな中、ウージェニーが倒れてしまう。ドダンは人生初の挑戦として、すべて自分の手で作る渾身の料理で、愛するウージェニーを元気づけようと決意するのだが ── 。

ABOUT THE MOVIE | 映画『ポトフ 美食家と料理人』公式サイト

 

映画【ポトフ美食家と料理人】あらすじとネタバレ感想

舞台は1885年のフランス。

美食家でレストラン経営者のドダンの下で20年間シェフとして働くウージェニー。

彼らは厨房で何年も共に過ごしているので、お互いに特別な感情が芽生えていました。

食に対しての愛。ドダンが閃くレシピ。そのレシピを完全な料理として再現できるウージェニーは美食家たちを魅了します。

身体が弱いウージェニーを心配するドダンが彼女のために作る料理もまた最高。

 

料理の映画は観ていて楽しい。

フランスの田舎で作る料理。キッチンが広くて現代のIHのよう。

まるで自分がその場にいるような料理の見た目や香りを楽しめます。

あんな料理が食べたい、どういう料理なんだろう?味は?名前は?次々と湧き出る質問と説明が入った字幕が欲しいと思いながら…

 

人が食べている姿をみると、食べたくなります。

そして‥フランスを舞台にしているだけあって、ワインを、飲む量が多い。

バターもたっぷり使用し食材も新鮮でデザートまでコースとなって出てきます。

思い返すだけでお腹が空いてきます。


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物語の最後に皇太子へもてなすシーンで思るのかと思いきや、ふるまうことを予感させて終わりになります。

物語のラストが想像していたものと違い、モヤッとしましたが全体的に考えると良かったです。

そんなシンプルだけど、美食家をうならせる料理ポトフ。

そんなポトフが食べてみたいです。

ポトフとは

鍋に肉や野菜をいれて長い時間煮込んだスープ

「pot(ポット)」は鍋、「Feu(フ)」は火で火にかけた鍋という意味。

我が家でも残った野菜を使って作るポトフ。身体にいいし、くたくたになった野菜の甘味が出て美味しいです。

ポトフの作り方

材料(4人分)

ベーコン:100グラム

じゃがいも:3個

玉ねぎ:1個

にんじn:1本

大根:10㎝

キャベツ:4枚

オリーブオイル:大さじ2

コンソメ:大さじ3

ウインナー:6本

塩コショウ:少々

ポトフの作り方

①鍋にオリーブオイルを入れ、ベーコンを軽く炒めます。

お好みの大きさに切った野菜を全て入れます。

②オイルが全体に回ったら、かぶるくらいの水とコンソメをいれ柔らかくなるまで煮ます。

③塩・コショウで味を調え、ウインナーを入れて煮て出来上がりです。

 

我が家で作るポトフは冷蔵庫の余りものの野菜で作る簡単ポトフですが、当時のフランスのポトフはどんな味がしたんだろう?

 

自然の森の中で、厳選された野菜やお肉を使ったスープから作るポトフとは違うのだろうな。そんな本物のポトフを一度食べてみたいものです。

 

映画【ダムマネー】あらすじとネタバレ感想

株と言うとお金持ちが買うものと思いがち。

ですが庶民の小さな楽しみでもあります。

購入した株が値上がり、少額でも利益が出ると嬉しいのではないでしょうか。

そんなささやかな楽しみを奪われたら…

【ダムマネー】あらすじ

コロナ禍まっただ中の2020年。

米マサチューセッツ州の平凡な会社員キース・ギル(ポール・ダノ)は、全財産の5万ドルをゲームストップ株につぎ込んでいた。アメリカ各地の実店舗でゲームソフトを販売するゲームストップ社は業績が低迷し、倒産間近のボロ株と見なされていたが、キースは赤いハチマキを巻き、ネコのTシャツ姿の“ローリング・キティ”という別名義で動画を配信し、この株が著しく過小評価されているとネット掲示板の住民に訴える。すると、キースの主張に共感した大勢の個人投資家がゲームストップ株を買い始め、2021年初頭に株価はまさかの大暴騰。同社を空売りしてひと儲けをもくろんでいた金融業界の大富豪たちは巨額の損失を被った。やがてSNSに集った無力な一般市民が、この世の富を独占するウォール街のエリートに反旗を翻したこのニュースは、連日メディアをにぎわせ、全米を揺るがす社会現象に発展。しかし一躍、時の人になったキースの行く手には、想像を絶する事態が待ち受けていた……!

映画『ダム・マネー ウォール街を狙え!』公式サイト - 2024年2月2日公開

 

実話が基になったこちらの映画。

 

ざっくり言うと個人投資家(庶民)対ヘッジファンド(大きな金融機関)といった感じでしょうか。

目を付けられた株は、アメリカのビデオゲーム小売企業の「ゲームストップ」

果たして勝利はどちらの手に?

【ダムマネー】映画を観る前に知っておきたい用語

用語とその意味を知っておくだけで映画の内容が分かりやすくなります。

信用取引

現金や株式を担保として証券会社に預けて、証券会社からお金を借りて株式を買ったり、株券を借りてそれを売ったりする取引のこと。

ショート

株価の下落局面で利益を得ようとする投資手法。下がると見込んだ企業の株を、信用取引などを利用して“借りて売る”ことを指す。実際に下落した時点で買い戻すとその差額が利益になるが、逆に株ると損失を被る。

 

映画ではお金持ちが、空売りをして利益を出すという方法でしたが、株を持っていない状態で後で買い戻すといった事は恐ろしくて心配性の私には考えられません。

ショートスクイズ

株式市場で株価が急騰する現象の一例。マーケット参加者が大量にショート(空売り)されている株に買いを仕掛けて株価が上がると、空売り勢は損失を抑えるために買い戻しを迫られ、株価上昇に拍車がかかる。日本語では“踏み上げ”と呼ばれる。

当時のゲームストップの株は、2週間で株価がなんと8倍にも上昇しました。その後一気に1/8まで下がります。そしてまた6.5倍まで上昇するといった保有者にとって心臓に悪に値動きの仕方です。

このジェットコースターのような値動きの背後には「WallStreetBets」に集まる個人投資家たちがいました。彼らがゲームストップの株を大量に購入し、その結果株価が上がったということです。

これが「ショート・スクイーズ」という現象で、ヘッジファンドが大損をするという結果となったのです。


ヘッジファンド

一般向けの公募投資信託とは異なり、ごく限られた富裕層や機関投資家を対象とした私募形式の投信。さまざまな投資手法を駆使し、絶対リターン追求の運用を行う。

投資家からの資金を集めて、さまざまな投資戦略を用いて利益を得る。

このさまざまな投資戦略の1つにショートという戦略の1つがあるんですね。

彼ら(ヘッジファンド)の中には、ゲームストップの株価が下落するだろうと大量に空売りをした事で、メルビン・キャピタルは破産に追い込まれてしまいました。


ミーム株

SNSなどで話題になった“はやり株”のこと。

ごく短期間のうちに株価が数十倍になることもあるが、下落時のスピードも凄まじい。ゲームストップ株はその代表例で、同時期には映画館チェーン運営会社のAMCエンターテインメントもミーム化した。

ミーム株。そもそもミームとはどういう意味なのでしょうか。

SNSなどを通して拡散され、話題となった文章や画像などのコンテンツが拡散される現象で、インターネット上のスラングの事です。

ミーム株は、SNSへの投稿で注目が集まり、個人投資家の積極的な買いで短期間のうちに株価が急騰する=はやり株ということになります。


WallStreetBets

ゲームストップ株騒動の発火点になった掲示板型ウェブサイト、「Redditレディット」内のフォーラム。株式市場に関心を持つ人々がさまざまな意見を交わす一方、巨大掲示板につきものの粗野で攻撃的な内容なども見受けられる。

細かい事まで理解出来なくても、空売りのしくみさえ分かれば十分映画を楽しめます。

【ダムマネー】あらすじとネタバレ感想

いやぁ~スッキリしました。

実話だというから余計に面白かったです。

っと言うと、投資のカラクリが分かるから面白いんじゃないの?と思われるかもしれません。

私は株や投資に関して素人です。

なので、投資の話や用語について分からないけど映画を楽しみたいという方でも充分楽しめますよ〜。

 

庶民だって、株で楽しみたい。

少額でも配当金が入れば思わずニヤリとしてしまう、その姿に思わず共感してしまいそう。

そんな現実に喜びを感じながら、自分の持ち株が、いきなり値上がると…

 

自分が買った株が下がるとショックですが、急に値上がりしすぎてもきっと怖い思いをするんだろうなぁ。

まして、信頼している投資家とのコミュニケーションと音信不通になってしまった時‥

 

今売るべきか?保有すべきか?だまされてるのでは?半分売るか?など…

考えだすとキリがありません。

映画でゲームストップの株を購入する庶民。

お金があるわけじゃないけれど、持ち株の値上がりを毎日チェックする彼らの行動を見ていてテンションあがりました。

それにしても、お金持ちのやる事ときたら‥

見ていて悲しくなりました。

ウォールストリートと個人投資家の間では利益の対立があるのだと知りました。

大手の金融機関は、資本や情報があるので、市場における影響力があります。

一方で、個人投資家はその両方とも限られています。当然市場での影響力は低いです。

今回の映画のように、個人投資家が集団で行動したことで、市場に大きな変化があったんですね。

Redditのユーザーであったキース・ギルは、ゲームストップの株価上昇で700万円の資産を36億ほどにしたとも言われています。

結果だけを見るとミーム株は魅力的に見えますが、怖いなと思います。

投資には常にリスクが伴うということを、この映画で改めて思いました。

【ダムマネー】から分かったこと

集団行動の強み

「Redditレディット」内のフォーラムに集まった個人投資家たちがゲームストップの株を大量に購入し、株価を急騰させました。

結果ヘッジファンドが空売りで利益を出せなくなりました。

小さくても集団行動することで、まかせられるということ。

情報の共有

ショーシャルメディアの力を借りて個人投資家たちは情報を共有することができました。共有したことでヘッジファンドの戦略を公にしたのです。

デジタル化

投資アプリの普及で以前では出来なかった事が個人でもできるようになりました。

 

誰でも簡単に投資ができる様になりましたが、投資にはリスクが伴うということ。

市場の機能を保つ為には、公正な取引が必要だということ。

そのためには、適切な規制が必要だということ。

ただ簡単に儲かるからといった軽い気持ちで始めると恐ろしいということが分かります。

 

映画を観る前、題名からは「ダム&ダマー」を思い浮かびましたが‥

 

笑い転げる「ダム&ダマー」の内容とは全く違いました。

 

社会派映画で「マネー・ショート」を思い浮かびました。

 

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夫の感想

客観的にみて1つの事を調べ信念を持って発信出来る主人公が凄いと思った。

またそれを信じて、株を購入する人たちも凄いと思う反面、自分ならそこまで人を信じられるかという気持ちもあるという感想でした。

 

興味がある方は是非ご覧ください。