ガネしゃん

「人生に悔いはない」生き方がしたい主婦です。

読書できる隠れ家的お店【ミジンコブンコ】

奈良を訪問した際に訪れて欲しいお店の1つ【ミジンコブンコ】

古民家の風情ある空間でくつろぎながらゆっくりとした時間を味わえます。

読書できる隠れ家的お店【ミジンコブンコ】

ミジンコブンコ

初めてのお店に入る時、ちょっと緊張してしまいませんか?

雑誌に載ってあったお店だけれど、どんな雰囲気なのかとか店主さんはどんな感じの人なんだろうとか。

どれだけ事前に調べていても実際に自分の目で見てみないと、自分にとって居心地が良いかは分かりません。

というわけで、前々から気になっていた【ミジンコブンコ】に実際行ってきました。

想像通りゆったりとした空間が心地よくて店主さんも優しくて気さくな方でした。

ぶらぶら「きたまち」歩き

奈良公園から少し離れた場所にあるこちらのお店。

近鉄奈良駅から徒歩約20分。近くには東大寺・転害門があります。

近鉄奈良駅からトコトコ県庁東を目指して歩いていきます。

その間鹿さんたちがお出迎え。

のんびり日陰で座っている鹿さんや、鹿せんべい欲しさにひたすらお辞儀をしておせんべいをねだる鹿さん。どの鹿さんたちもとっても可愛い。

おせんべいをあげる人間はほとんどが外国人。

なでなでしながら鹿さんのうんちを気にしつつ、スマホ片手に動画を撮りながら笑顔で鹿せんべいをあげる姿を見ながら進んでいくと、県庁東。奈良県庁や奈良公園バスターミナルにスターバックスコーヒーがあります。

次は旧京街道を北へと進みます。

旧京街道はかつて宿場町として栄えていました。

近くにはおよそ築100年の対象家屋のゲストハウス「奈良バックパッカーズ」や刺繍でつくる動物雑貨のお店アトリエ「リジッタ」、長屋をリノベしたカフェ「火と実コーヒー」などがあります。

歩くこと約20分小さな入口の昔ながらのお店が見えてきます。

あらゆる場所に文庫本が

ミジンコブンコ

引き戸を開けて中に入ります。

カラカラカラ、「いらっしゃいませ~」メガネをかけた優しそうな雰囲気の店主さんが席をご案内。私と夫だけでしたので、好きな場所をと言われたので入ってすぐ右側の背もたれに絵本が置いてある席に座りました。

 

店主セレクトの文庫本が並ぶ

メニューと一緒に小さめの可愛いグラスにお水とおしぼりを持ってきていただいたので、縦長の木枠に縁どられたメニュー表を見せて頂きます。

ランチはカレー(スープ付き)

ミジンコプレート(カリィ1種+野菜や豆のおかず4種)1200円を注文。

カリィは3種類あるうちから選ぶのですが、

夫はチキンカリィ(辛口)900円を私はポークカリィを選びました。

メニュー表にはカレーではなくてカリィと書かれてあります。

どんなカリィなのか楽しみです。

食事がくるまであらゆる場所に本が置いてあるので手にとってお気に入り本を選びます。

お気に入りの本を探します

本は店主セレクトの本。

現代小説から古い雑誌のバックナンバーまでたくさんの本が大きな旅行カバンに置いてあったり、本棚に並べてあったりと素敵なインテリアになっています。

食事がくるまで、お互いに好きな本を読んで待ちます。

クセになる味!!酸味が効いたさっぱりなのにコクがあるスープ

トマトの冷製スープ

カリィが出来るまでスープが先にきました。

かわいいホーローのコップのような所に入っています。

飲んでみると冷たくて、トマトとニンニクがよく効いたさっぱりのスープ。

たくさんの野菜がトロトロになるまで煮込まれていて野菜の旨味がギューっと凝縮された冷製スープです。

先に全部飲んでしまうともったいないので、カリィがきてからも飲めるように残しておきます。

 

15種類以上のスパイスが効いた辛口のチキンカレー

15種類以上のスパイスが効いた辛口チキンカリィ

暫くすると、カリィが運ばれてきました。

スープの器と同じく白い器に縁が深い青い色をしたホーローのプレートです。

4種のおかずもプレートに一緒に並べられてありました。

食べてみると、カレーの深い味わい。いくつものスパイスがお互い主張せず、程よい加減で自分たちの良い所を上手く引き出してくれている感じがします。

なんとスパイスは15種類以上。

店主さんが研究を重ねた結果なんだそうです。

お肉たちは、よく煮込まれていてホロホロで、周りに並べられてたおかずと少しずつ混ぜ合わせながら頂きました。

見た目よりもボリュームがあって、最後まで美味しく頂きました。

ちなみに自宅でスパイスカレーを作る場合は、クミン、コリアンダー、ターメリックの3種は必須なんだそうです。これだけあれば、自宅でも美味しいスパイスカレーが出来るそうですよ。

その後もゆっくりしたかったのですが、時間の関係でもう一冊だけ本を読みお店を後にしました。

時間が許す限り、自分だけの大切な時間を楽しむことが出来るお店でした。

本が好きな方におすすめです。

ミジンコブンコ場所

電話:0742-24-8231

住所:奈良市東笹鉢町41

時間:11:30~17:00

休:日・月曜日

 

 

【ソング・オブ・アース】あらすじとネタバレ感想

パリの小さなオーケストラに引き続き観たい映画があったので、鑑賞してきました。

大自然を舞台にした映画は映画館で観ると迫力満点で見応えがあります。

 

【ソング・オブ・アース】

四季が織りなす大地の歌を聴いてごらん人と自然の繋がりを、年老いた父は娘にやさしく語りかける
ノルウェーの人里離れた渓谷「オルデダーレン」。
厳しくも美しい自然に囲まれた場所に、年老いた父母が生きている。
成長し、作家となった娘が二人の姿をカメラに留めようとすると、
84歳となった父親はこの国で最も美しい渓谷と呼ばれる場所を案内しながら、
彼の人生と最愛の妻、そして何世代も自然と共に生きてきた人々の暮らしについて
静かに語りはじめるのだった。

映画『SONG OF EARTH/ソング・オブ・アース』9月20日(金)公開

 

ノルウェー

ノルウェーは氷河、沿岸部のフィヨルドを擁する北欧の国。

ノルウェーといえば思い浮かぶのがオーロラとフィヨルド。そしてなんといってもサーモンと鯖。

鯖やサーモンは脂がのって美味しいのでスーパーではノルウェー産をつい買ってしまいます。

首都はオスロ。通貨はノルウェー・クローネです。

主な観光地

オスロ市庁舎

1950年に建てられ、その内部はムンクなどノルウェーの芸術家の作品で飾られています。

オスロ大聖堂

ノルウェー国教の総本山。18世紀に作られたパイプオルガンはパイプが6000本も使われているんだそうです。

フログネル公園

ノルウェーの彫刻家グスタフ・ヴィーゲランの彫刻が集められた公園。

1本の石柱に人の一生が刻まれたモノリッテンは是非観たいものです。

ムンク美術館

ムンクからオスロ市に寄贈された絵画やスケッチなどがあります。

ゲイランゲルフィヨルド

全長約16㎞、断崖絶壁と無数の滝からなる景観は2005年ノルウェーで初めての世界自然遺産として登録されています。

ネーロイフィヨルド

ゲイランゲルフィヨルドとともに世界自然遺産に登録。

ハダンゲルフィヨルド

ノルウェーで2番目に長い。果樹園に囲まれていて5月にはリンゴの花が咲き乱れて見頃です。

リーセフィヨルド

教会の説教壇ともよばれ、垂直に立つ岩山から眺めるフィヨルドは最高です。

フィヨルドとは

今から100万年ほど前、北欧は1000mを超える氷河に覆われていました。

氷河が大きくなるにつれ、その重みに耐えきれずに谷へと流れ、谷底を掘り下げながら海へと押し出されていったのです。

そうして、氷河の後退と海水が入って、今のフィヨルドが形成されたのです。

 

 

 

 


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【ソング・オブ・アース】あらすじとネタバレ感想

美しい大自然を映画館で堪能できると思い、夫と二人鑑賞しました。

ノルウェーの1年を四季とともに生きる家族の姿を観ていく映画だったのですが…

ちょっと思っていた映画とは違うかったかもしれません。

もう少し動きや語りがあっても良かったように思います。

 

父親が84歳にして歩く姿は元気だなと思ったり、崩れ落ちる氷河、夜空に降りるオーロラはそれはもう素晴らしいものでした。

夏には動物の活き活きした姿や涼し気な水の音や風の音。

何もかもが美しく自然と共に過ごす姿を観ると人間とはなんて小さいのだろうと思ってしまいます。

両親が歌う伝統的の唄や自宅から見る景色は素晴らしいものです。

 

自然災害で家族が一瞬にして亡くなってしまう悲しい出来事も乗り越え、今があるということ以外はあまりストーリーもなく、ただずっと山を登りながら案内される映像を観るだけなので、涼しい館内で美しい映像を見ながら涼し気な水の音が「ぴちょ~ん」となる度に、心地よくなって睡魔が襲ってくるのでした。

 

個人的にはもう少し動きがあっても良かったのかなと思いました。

例えば、焚火がパチパチと燃え上がる部分ではそこでちょっとご飯を作って食べるシーンがあると(おぉ!!)と思えたかもしれません。

動物も馬が出てくるのですがこれといって何もなく、大自然の中で動物が大地へと帰るであろうシーンも、生きるために必用な内容がもう少しあってもよかったのかなぁなんて思ってしまいました。

 

この地球で生きていくにはいつか終わりもくる。

 

それが自然で悲観するのではなく、楽しかったこと、美しい思い出を考えるようにするということ。

幸せとはだれかと分かち合うもの

シンプルで人生とは何かを自然をとおして教えてくれる映画だったのですが、深すぎて私にはちょっと難しかった映画となりました。

山好きな方、大自然が好きな方、ノルウェーの1年を堪能されたい方は是非映画館へ足を運んでくださいね。

【パリの小さなオーケストラ】あらすじとネタバレ感想

映画館の宣伝で「パリのちいさなオーケストラ」を知りました。

独学での勉強、女性だからという理由で相手にされない、お金の問題など。

壁は高いけれど、乗り越えていく実話のお話。

クラッシック音楽が好きな人必須です!!

 

 

【パリの小さなオーケストラ】あらすじ

パリの名門音楽院へ編入を認められた少女が、世界中で6%しかいない女性指揮者への夢に挑む。巨匠チェリビダッケに師事し、自らオーケストラを立ち上げた実話を描く驚きの感動作!!

 

パリ近郊の音楽院でヴィオラを学んできたザイアは、パリ市内の名門音楽院に最終学年で編入が認められ、指揮者になりたいという夢を持つ。

だが、女性で指揮者を目指すのはとても困難な上、クラスには指揮者を目指すエリートのランベールがいる。

超高級楽器を持つ名家の生徒たちに囲まれアウェーの中、ランベールの仲間たちには田舎者とやじられ、指揮の練習の授業では指揮台に立っても、真面目に演奏してもらえず、練習にならない。

しかし、特別授業に来た世界的指揮者に気に入られ、指導を受けることができるようになり、道がわずかに拓き始める-

映画『パリのちいさなオーケストラ』公式サイト


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劇中で演奏される楽曲

ボレロ/ラヴェル

ラヴェルのボレロは1928年に作曲したバレエのための音楽

CMにもよく使われています。

サントリー「キレ味生」
スズキ「エクシード」
マクドナルド「たまごダブルマック」など。

 

夢のあとに/フォーレ

フォーレが1877年に作曲した歌曲で美しい旋律と独特の哀愁が特徴的

七重奏曲 変ホ長調 作品20/ベートーヴェン

7つの楽器(クラリネット、ファゴット、ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)による室内楽曲

アルルの女第2組曲 第4曲:ファランドール/ビゼー

アルフォンス・ドーデの短編小説アルルの女に基づく戯曲の上演のために1872年に作曲されました。

交響曲第9番「新世界より」ホ短調 作品95/ドヴォルザーク

1893年に作曲した交響曲であり、ドヴォルザークが作曲した最後の交響曲

 

交響曲第7番 イ長調 作品92/ベートーヴェン

ベートーベンが1811年から1812年にかけて作曲した交響曲でリズム重視の曲想から現代においても人気が高い曲。

 

無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007/バッハ

無伴奏チェロ組曲は、チェロ独奏用の組曲で、6曲あります。
6曲の組曲はそれぞれひとつの調性で統一されています。
前奏曲(プレリュード)で始まり、アルマンド、クーラント、サラバンド、メヌエット(第3番・第4番はブーレ、第5番・第6番ではガヴォット)、ジーグの6曲構成となっています。
第5番はスコルダトゥーラを前提とし、第6番は5弦の楽器のために書かれています。

無伴奏チェロ組曲 - Wikipedia

『ロメオとジュリエット』作品64「騎士たちの踊り」/プロコフィエフ

ソ連の作曲家、セルゲイ・プロコフィエフが作曲したバレエ音楽である。イギリスの劇作家シェイクスピアによる悲劇『ロミオとジュリエット』に基づく。バレエ音楽からプロコフィエフ自身によって管弦楽組曲3つとピアノ独奏用組曲1つが作られている。

ロメオとジュリエット (プロコフィエフ) - Wikipedia

交響曲第5番 変ロ長調 /シューベルト

交響曲第5番は第4番と同じ年、1816年9月に作曲され、10月3日に完成されたと自筆譜に記されている。前作とは趣を全く異なる交響曲であるが、モーツァルトなどの古典派の作曲家の作風を思わせるような心地よい旋律と優美な雰囲気が醸し出される作品で、シューベルトの初期の交響曲の中では最も人気が高い作品である。

交響曲第5番 (シューベルト) - Wikipedia

ピアノ・ソナタ第14番「月光」嬰ハ短調 作品27/ベートーヴェン

ピアノソナタ第14番(ピアノソナタだいじゅうよんばん)嬰ハ短調 作品27-2 『幻想曲風ソナタ』("Sonata quasi una Fantasia")は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが1801年に作曲したピアノソナタ。『月光ソナタ』という通称とともに広く知られている。

1801年、ベートーヴェンが30歳のときの作品。1802年3月のカッピによる出版が初版であり、ピアノソナタ第13番と対になって作品27として発表された。両曲ともに作曲者自身により「幻想曲風ソナタ」という題名を付されており、これによって曲に与えられた性格が明確に表されている。

ピアノソナタ第14番 (ベートーヴェン) - Wikipedia

 

ディベルティメント 変ロ長調 /ハイドン

ハイドンの管弦楽曲一覧では、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンの管弦楽曲(序曲・ディヴェルティメント他)の作品リストを示す。ホーボーケン番号 (Hob.) では1a番 (Ia) と2番 (II)、8番 (VIII) と9番 (IX) まで分類される。

ハイドンの管弦楽曲一覧 - Wikipedia

 

チェロ協奏曲第1番 イ短調 作品33/サン=サーンス

チェロ協奏曲第1番 イ短調 作品33は、カミーユ・サン=サーンスが作曲した2曲のチェロ協奏曲のうちの第1作である。


この曲は壮年期の1872年に書き上げられた。前後してオペラ『サムソンとデリラ』、ピアノ協奏曲第4番、4曲の交響詩などの傑作が生まれている。1873年1月19日、パリ音楽院にてオーギュスト・トルベック独奏により初演された。独奏者はパリ音楽院のチェロ教授であり、本作が献呈されている。1902年に作曲された第2番は、作曲家としての経験を一層積んだ老年期の作品であるが、第1番ほどの評価を得られず、今日ではほとんど演奏されない。単にサン=サーンスのチェロ協奏曲というと、もっぱら第1番のほうを指す。

チェロ協奏曲第1番 (サン=サーンス) - Wikipedia

 

『アルルの女』第1組曲第4曲「鐘(カリヨン)」/ビゼー

『アルルの女』(アルルのおんな、フランス語: L'Arlésienne)は、ジョルジュ・ビゼーによる全27曲の付随音楽であり、アルフォンス・ドーデの同名の短編小説『アルルの女(フランス語版)』およびそれに基づく戯曲の上演のために1872年に作曲されたものである。付随音楽から編曲された2つの組曲が一般には最も広く知られている。

アルルの女 - Wikipedia

交響詩「死の舞踏」作品40/サン=サーンス

フランスの詩人アンリ・カザリス(英語版)の奇怪で幻想的な詩に霊感を得て、1872年にまずは歌曲として作曲され、1874年に管弦楽曲としてまとめられた。午前0時の時計の音とともに骸骨が現れて不気味に踊り始め、次第に激しさを増してゆくが、夜明けを告げる雄鶏の声が響きわたるや墓に逃げ帰り、辺りが再び静寂に包まれるまでを描写的に描いている。

死の舞踏 (サン=サーンス) - Wikipedia

交響曲第1番 ハ長調 作品21 /ベートーヴェン

交響曲第1番 ハ長調 作品21(こうきょうきょくだい1ばん ハちょうちょう さくひん21)は、ベートーヴェンが1799年から1800年に作曲した自身1曲目の交響曲である。ピアノソナタ第8番「悲愴」や七重奏曲、6つの弦楽四重奏曲などともに、ベートーヴェンの初期の代表作として知られている。

ベートーヴェンの交響曲のうち、第1番、第2番はベートーヴェンの「初期」の作品に含まれ、第1番もハイドン、モーツァルトからの影響が強く見られるが、既にベートーヴェンの独自性が現れている。

交響曲第1番 (ベートーヴェン) - Wikipedia

 

『サムソンとデリラ』 作品47「バッカナール」/サン=サーンス

『サムソンとデリラ』(Samson et Dalila)は、カミーユ・サン=サーンスが作曲した3幕からなるオペラ。旧約聖書「士師記」第13章から第16章のサムソンの物語に基づく。『サムソンとダリラ』とも表記される。

サムソンとデリラ (オペラ) - Wikipedia

『魔笛』「これはなんと素晴らしい響き」/モーツァルト


『魔笛』は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが1791年に作曲したジングシュピール(歌芝居、現在では一般にオペラの一種として分類される)。モーツァルトが生涯の最後に完成させたオペラである。台本は興行主・俳優・歌手のエマヌエル・シカネーダーが自分の一座のために書いた。現在もモーツァルトのオペラの中で筆頭の人気を持つ(「オペルンヴェルト(英語版)」誌の毎年の作品別上演回数統計、「音楽の友」誌の定期的な人気作品投票など)。

魔笛 - Wikipedia

交響曲第102番 変ロ長調/ハイドン

交響曲第102番 変ロ長調 Hob. I:102 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが1794年に作曲した交響曲。
イギリス訪問時のロンドンで作曲された、いわゆる『ロンドン交響曲』のうちの1曲である。


1795年2月2日に行われたロンドンの国王劇場で第1回オペラコンサートのプログラム第2部の最初の曲目として初演された。

なお、本作の初演時にハイドンがステージに姿を見せたところ、観客がハイドンをよく見ようとステージ近くまで押し寄せホールの中央に空席ができた。その直後にホールの中央の大きなシャンデリアが突然落下し砕け散ったものの、そこは空席となっていたために怪我人は出ず、観客から「奇跡だ、奇跡だ」という声が起こったと伝えられている。しかし理由は不明であるが、現在ではこのエピソードが本作ではなく第96番の初演時の出来事として誤って語り継がれており、現代ではもっぱら第96番が『奇蹟』(あるいは『奇跡』)という愛称で呼ばれている(そのため、近年発売されたCDや出版物によっては、第96番ではなく本作に『奇蹟』の愛称を付けているものもある)。

交響曲第102番 (ハイドン) - Wikipedia

 

知らない曲があれば、もったいないので取りこぼしがないように事前に予習しておくとより映画を楽しむことができますよ。

 

ディヴェルティメント・オーケストラとは

1998年にザイア・ジウアニがパリとセーヌ・サン・ドニの音楽院の学生や指導者と一緒に設立。現在も70人程の団員を有し、交響曲に加えてワールドミュージック、伝統音楽、ポピュラー音楽など幅広いレパートリーで年間約40のコンサートを開催している。

 

【パリの小さなオーケストラ】のネタバレ感想

ユナイテッドシネマにて時間帯が微妙な12時10分からの上映でした。

この時間帯に映画を観るのは初めてだったので、あまり観る人がいないだろうなぁと思っていたのですが、思ったよりも観に来られている人がいて、音楽が好きな方は多いのだと思いました。

主人公のザイアは、小学校低学年の頃、両親が夜遅くに観ていたテレビのクラッシック演奏での指揮者に感動します。

10年後のザイアは双子の妹と共に、パリ市内の名門音楽院に最終学年で編入が認められるのですが、女性であるという事や田舎出身ということで、クラス内でまともに取り合ってもらえない日々が続くのでした。

親が音楽家やお金があるというだけで本気で音楽の道に進む気がない子達。

自分がいかに恵まれた環境にいるという事が分からないのはもったいないことですね。

 

私は小さいころ少しだけピアノをやっていましたが、クラッシックに詳しいわけではありません。

こういった映画を観ると、チェロや他の楽器も自分で演奏出来ればいいなぁと思います。

若い頃そういった機会があるなら、自分の恵まれた環境に感謝し出来る事なら早く気づきたいものです。

 

ザイアはその中でも必死に音楽の勉強をし頑張る毎日を送ります。

 

映画の中で、「指揮者がいなくても、オーケストラはやっていけるのでは?」という疑問があったのですが、指揮者というのは、指揮棒を振りながらテンポや音楽的雰囲気を伝えて全体を統一してるんですよね。

同じ作品でも、指揮者の解釈や音楽の方向性、オーケストラの持ち味によって全然違って聴こえるのがクラシック音楽の面白いところみたいなんです。

異なる指揮者の同じ曲で聞き比べをすると違いがよく分かるそうですよ。

 

ザイアも「ロミオとジュリエット」のロミオが登場するシーンでのロミオの心境を思い描きながらピアノの指揮を練習すると言う場面がありました。

感じ方は人によって異なるのだから、指揮者によっても異なるのは同じですね。

 

ザイアが指揮者として勉強しているシーンで、どの楽器がどこの部分でどう演奏するかなど、細かく全部暗記しているのは大変だと思いました。

楽譜だけではなく、当時の作曲家やその時代の風景などやるべきことはたくさんあります。

 

特別授業で世界的指導者チェリビダッケ師に「作曲家の気持ちを引き出すことが分からない」みたいな質問をし、ザイアは彼の前で指揮をすることになります。

彼に気に入られたザイアは彼の指導のもとで勉強することができるのですが、技術を身に着けていくうちに、スランプもあり指揮者としての味がないと言われてしまいます。

以前「シェフ」の映画でも似たようなセリフがあったのですが、技術だけじゃダメ。それだとただの真似になってしまうということ。

その人自身のオリジナリティや持ち味というものがないと人の心には響かないのです。

 

ザイアが指揮台に立つ孤独を味わう恐怖というものは、まだ指揮者として完全ではなく、オーケストラ全体と一体になった時奇跡が起きるという師匠のアドバイスは良い師匠に出会って良かったなぁと思いました。

 

ザイアは優しい家族に見守られ彼女は、パリっ子や地元の子達と一緒に組む地元のオーケストラを作ります。

彼女の音楽に対しての熱い想いと友情があって、若いっていいなぁと思いました。

 

映画の最後にザイアは指揮者として妹はチェロ奏者として活躍されている事が書かれてありました。世界中で女性指揮者はわずか6%、フランスは4%とまだまだ少ないですが、ザイアが築いてきた道を今後も広がっていけばいいなと思います。

 

飽きがこないクラッシックは、何百年経った今でもやはりいいものだなぁと思います。

フランスパリを舞台にした映画はこちら☟

 

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【スオミの話をしよう】ネタバレと感想

ある日、大富豪の妻【スオミ】が姿を消します。

失踪した女性の元夫たちが、【スオミ】にについて色々と語り合うのですが、5人とも【スオミ】に対しての感じ方が違います。

彼女は一体何ものなのでしょうか。

あらすじ

著名な詩人の妻スオミが行方不明となり、詩人の豪邸に刑事がやってくる。

彼はすぐに正式な捜査を開始すべきだと主張するが、詩人は「大ごとにするな」と言って聞かない。やがてスオミの元夫たちが続々と屋敷に集まり、「誰が一番スオミを愛していたのか」「誰が一番スオミに愛されていたのか」とスオミの安否そっちのけで熱く語り合う。

すると、彼らの思い出の中のスオミは、見た目も性格も、まるで別人であることが明らかになっていく。

シネマトゥデイより抜粋

 

 


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【スオミの話をしよう】主な登場人物紹介

スオミ(長澤まさみ)

突如失踪した大富豪の妻

魚山大吉(トトヤマダイキチ)(遠藤憲一)

スオミの1番目の夫。血の気の多い庭師

 

十勝座衛門(トカチザエモン)(松坂桃李)

スオミの2番目の夫。自信家で見栄っ張りのユーチューバー。

宇賀神守(ウガジンマモル)(小林隆)

スオミの3番目の夫。情に厚くお人好しな警察官。

草野圭吾(クサノケイゴ)(西島秀俊)

スオミの4番目の夫。かなり神経質な警察官。

寒川しずお(サムカワシズオ)(坂東彌十郎)スオミの5番目の夫。

自分勝手な詩人。

映画『スオミの話をしよう』公式サイト

 

【スオミの話をしよう】ネタバレと感想

【スオミ】が行方不明と聞きつけ、元夫で刑事の草野が部下と共に駆けつけてきます。

現夫は「心配ない」といい、警察には知らせないようにと言うのですが…

 

現夫と元夫たちが、自分と【スオミ】の過ごした時間や別れた後もどのくらいの頻度で会っているか、別れた理由などをお互いにマウントを取り合いながら話が進んでいきます。

 

元夫たちは【スオミ】が本当に誘拐されたのか、犯人の心当たりなどを考えるよりも「いかに彼女を愛していたか」と意地の張り合いを見ていると、(本当に誘拐されているのか?)と思ってしまいます。

 

私が一番面白かったのは、彼女の身代金請求が3億に対して、現夫はなぜか出し惜しみをしてきます。

観ているこちらも(えっ?払わへんの?)と思いますし、命とお金とどっちが大事?と元夫たちにも呆れられるのですが、なぜか現夫は2億5000万は出せるけど、それ以上は出せないと言い張ります。

仕方がないので、1番目の夫がカッコよく「俺が出す」と言い切ったので(おっ!!)と思ったのですが、金額を聞かれ「7500円」と自信ありげに言う所。(…え?)出すって言うから5000万とは言わなくても4000万位言うのかなぁと思いますが、後の2人もお互いの出方を探りあいます。

「っで草野さんは幾ら出せるんですか?」

草野と宇賀神が互いに顔を見合わせる。

草野:「200万」

宇賀神:「205万」

そうしたら魚山が「やっぱ7000円で」

関係ない草野の部下にも「参加しませんか」みたいに言われ、身代金の金額が、まるでオークションの様な感じになって、クスっと笑えて面白かったです。

 

お互いが回想のシーンで自分の知っている【スオミ】を話すシーンでは、

1番目の夫の魚山は、彼女の中学時代の教師で、ツンデレ好き。【スオミ】は彼の性格に合わせて態度をコロコロ変えていました。

イタリアンレストランにて、ダイエット中の魚山は、自分は食べなくてもいいから、【スオミ】は好きな料理を食べてと言います。

それならこんな所で無理して食べなくても良いと【スオミ】は言うのですが…

魚山に対してイラっとする【スオミ】の言い方が迫力ありましたねえ。私も魚山に対してイラっとしました。(そんなんで来る?)って。

 

2番目の夫の十勝は、マルチまがいの商法ばかりして、逮捕されたのをきっかけに【スオミ】と別れます。

彼だけが【スオミ】から逃げられずに自分から別れを切り出したのですが…

結局は見栄っ張りなだけという事が最後に分かってしまいます。

 

3番目の夫は、中国語で話す【スオミ】のことを理解しようとはせず、中国語を勉強しようとすらしませんでした。

 

4番目の夫の草野の場合は「【スオミ】は不器用で何もできないから」と決めつけていて、全部自分で何でもやってしまいます。

 

その分、現夫の寒川は自己中のため、【スオミ】自身居心地は良かったようですが、自由に使えるお金はなかったようです。

 

異なるタイプの夫と過ごすうちに、【スオミ】は自分自身でさえ、自分が何者なのかがわからなくなったんだと思います。

 

果たして【スオミ】は5人の夫を愛し、愛されていたのでしょうか?

 

こちらの映画では、夫婦として妻が夫の立場や性格に合わせて態度を変えていますが、家族や友人でも同じことだと思います。相手に合わすと疲れます。相手にばかり会わせていると本当の自分が見えなくなってしまうのでは?

たとえ夫婦や親子であってもその人本人の事なんて誰にも分からない。

本人ですら分からないのかもしれません。

 

【スオミ】は5人の違うタイプの男性と結婚していき、常に身に着けていたネックレスを手に自分の出生地であるフィンランドで年を重ねていきたいと思う夢を抱くのでした。

【スオミ】とは「フィンランド」という意味なんだそうです。

 

結局は戸塚純貴演じる寒川の世話係「乙骨直虎」が【スオミ】の協力者とし自作自演だった誘拐ですが、【スオミ】と乙骨とは何の関係もなくただ利用されただけの乙骨。

最後は泣きながら走り去っていくのでした。

 

映画の内容としては、まぁ面白かった。という感想なのですが出演者の演技は素晴らしかったです。

特に最後の長澤まさみが元夫との質疑応答のシーンは、それぞれの夫に対して、当時の妻を演じながら話すという名演技をされていました。

この演じ分けは素晴らしく長澤ファンにとってはたまらないと思います。

回想シーンでは、中学生を演じるセーラー服姿、水商売風の派手な感じのその母親、チャイナドレスを着た中国人、料理が出来ない不器用な女性、タクシーの運転手と多くの役をこなされていました。

 

最後にはミュージカルで締めくくられていて、長澤まさみの歌唱力と元夫たちのダンスも良かったです。

舞台としてフィンランドは出てこないのですが、首都はヘルシンキだというのは最後の唄で何度も歌われています。

気になる方は映画館で堪能されてみてはいかがでしょう。

ロンドンで憧れの【アフタヌーンティ】を楽しむ

ロンドンに来たら紅茶とともにゆっくり過ごすアフタヌーンティーを思い浮かべる方も多いのでは?

今日はロンドン本場のアフタヌーンティーで優雅なひとときを過ごすための紅茶の選び方や基本マナーについてご紹介します。

 

アフタヌーンティマナー

アフタヌーンティー

アフタヌーンティーは、スコーン、サンドイッチ、お菓子と紅茶がセットになっており、ロンドンで大人気です。

ロンドン滞在中に一度は体験したいものです。

【アフタヌーンティー】とは

伝統的なスタイルは三段トレイにスイーツ、スコーン、サンドイッチ。紅茶とともにゆっくりと楽しめます。

【クリームティー】とは

スコーンと紅茶のセット。スコーンはクロテッドクリームとジャムをつけて頂きます。

【シャンパン・アフタヌーンティー】とは

サンドイッチ、スコーン、お菓子が載ったケーキスタンド+お茶に加えて、グランシャンパンが付きます。

【ハイティー】とは

昔夕食前に食べた軽食。メイン付きなので夕食代わりにもなります。

【ティー・ハウス】とは

お茶とホームメイド菓子がメイン。

個性的なお店が人気です。

【モダンテイスト】とは

伝統スタイルをベースにさまざまな趣向を凝らしたアフタヌーンティー・セットです。

新しいスタイルの仕上がりが人気でメンズメニューもあります。

【アフタヌーンティー】の予約について

予約が可能な店は出来る限り予約をして言った方がベター。

事前に直接出向いて予約をしてもOKです。

【アフタヌーンティー】の時間にご注意を

通常は15時~18時くらいですが、最近は12時からオープンしているお店もあります。

決まった時間に入店しないとアフタヌーンティーのメニューが注文できない可能性もあるので、ご注意を。

【アフタヌーンティー】のドレスコード

基本的にはTシャツとジーンズという服装は避けた方がいいでしょう。

ネクタイまではいきませんが、ジャケットは羽織っていきたいですね。

【アフタヌーンティー】の注文の仕方

2人で訪れてひとりはセット、もうひとりはティーだけ注文してシェアするのはマナー違反です。人数分注文しましょう。2人で注文した場合はひとつの3段トレイに2人分をまとめて持ってきてくれます。

 

【アフタヌーンティー】の3段トレイは下から順番に

一般的なトレイは下段にサンドイッチ、中段にスコーン、上段にケーキが乗っています。厳密に決まっているわけではありませんが、下段・中断・上段に食べていくのが暗黙のルールとなっています。

中段のスコーンはナイフで真横に切り、開いたとおろにクリームやジャムを塗っていただきましょう。

 

紅茶の選び方

紅茶の選び方

茶葉のサイズ

オレンジ・ペコorange pekoe(OP)

茶葉の大きさを表すグレードのひとつ。

細長くて7~12㎜程度の長さ

ペコpekoe(P)

幅が広く、オレンジ・ペコと同じ程度の長さの茶葉

ブロークン・オレンジペコboroken orange pekoe(BOP)

オレンジ・ペコをさらに細かくカットした茶葉

 

定番の紅茶

一度は名前を耳にしたことがある英国紅茶です。

ダージリンティー

インド東北部原産の茶葉。香りと味のバランスがおいしい。

ストレートで飲むのが一般的な飲み方。

 

アッサムティー

インド東北部アッサム原産の茶葉。

味が濃いのでミルクティーに合います。

 

アールグレイティー

中国産などの茶葉にベルガモットで香りづけしたもの。メーカーによって風味が違います。

 

イングリッシュ・ブレックファストティー

朝食用にブレンドされた強めの紅茶。こちらもミルクティーにして飲むのが一般的。

 

セイロンティ

スリランカの紅茶。栽培する場所の標高によって3つに分類されています。

 

紅茶の飲み方

茶葉を選べることが多いですが、ミルクで飲むのが基本(ミルクは冷たいです)日本によくあるレモンティーは一般的ではありません。

お茶を継ぎ足す場合はポットからティーカップへ自分で注ぎます。

茶器やティーセットの名前

紅茶を頂く時の道具の名前についてご存知でしょうか。

いくつかご紹介しておきます。

ティー・ポット

紅茶用ポット。陶磁器が理想的ですが、レストランなどではステンレス製のものも多いです。

ティーカップ&ソーサー

カップと受け皿。昔の貴族はカップのお茶をソーサーに移して飲んでいたとか…

ティー・ストレイナー

茶こし器

ホット・ウォーター・ジャグ

ティーポットに追加で入れるお湯のポット。

クリーマー/ミルク・ジャグ

ミルクティー用のミルクを入れる容器

マグ

普段から紅茶をたくさん飲むイギリス人たちは自宅では大きなマグカップを使う人が多いです。日本でも同じですね。

キャディ・スプーン

茶さじのこと。茶葉をすくい、ティーポットへ

ティー・キャディー

茶葉を保管する容器

シュガー・ポット

砂糖を入れる容器

ティー・コージー

ポットにかぶせる保温用のカバー

ティー・マット

保温などのためにティーポットの下に敷くマット

 

英国にある人気店&カフェ

イングリッシュ・ティールーム

ブラウンズホテルの入口は地図上でわかりにくいですが、グリーンパーク駅前のピカデリー通りから見て、建物右側の道沿いになります。

アガサ・クリスティーが「バートラム・ホテルにて」執筆中にアフタヌーンティーを楽しんだことで有名です。

スイーツが豊富で食べ放題。

出てくる種類・量の多さは食べきれないくらいで食べたと思ったら次々とおかわりを持ってきてくれます。

 

キャピタル

イギリスの伝統的なアフタヌーンティーを楽しめます。

温かみのある店内は座席数が16席と少ないのでスタッフのサービスも行き届いています。

 

オランジェリー

ケンジントン・ガーデンの中でアフタヌーンティーを楽しめます。

オランジェリーとはオレンジ温室という意味。

ここでは1704年にアン女王が作らせた由緒あるものです。

 

コリンズ・ルーム

ナイツブリッジにある高級ホテル、バークレーにティールームで味わえるアフタヌーンティー。

毎年の最新ファッションコレクションをモチーフにドレスやカバン、シューズなどをかたどったケーキがトレイに飾られます。

 

 

プロムナード

ハイドパークに面したホテルの中でもひときわ高級感にあふれた高級ホテルで伝統的なアフタヌーンティーの雰囲気を味わえます。

スコーンは冷めない様、シャンパンとサンドイッチからサーブされ、その後にスコーンとお菓子がでてきます。

 

 

フォイエ

マライア・キャリーやマドンナなど、世界の有名なアーティストや貴族が宿泊するロンドン最高級五つ星ホテル。

1920代にデザインされたアールデコ様式のインテリアは優雅そのもの。

入口は大きなユニオンジャックを目印に。黒と白の市松模様が美しい大理石のロビーはセレブの気分を味わえます。

天才的ヘッド・シェフが作り出すお菓子が人気。

お勧めはシャンパンアフタヌーンティ。大人気なので予約必須。

 

サンダーソン

繁華街にあるデザイナーズホテル。サンダーソンというイギリスで有名なファブリック・ブランドの元本社だったビルを有名な建築家、フィリップ・スタルクが大規模なホテルとして改装。コートヤード・ガーデンは、そのサンダーソン・ホテルの中庭にあるレストランバーで夜にはライトアップされます。

リップ型のオブジェが迎えてくれるエントランスや水のせせらぎがとても心地よいテラス。

注目はなんといっても「不思議の国のアリス」をイメージしたマッドハッターズのアフタヌーンティー。アリスをイメージしたマッドハッターズ・アフタヌーンティーは是非食べてみたいです。

 

 

ダイヤモンド・ジュビリー・ティーサロン

フォートナム&メイソン内のティールーム。

アフタヌーンティーでも有名ですが、夕方のハイティメニューも捨てがたいメニュー。

 

リフォーム・ソーシャル&グリル

男性向けのアフタヌーンティーも人気です。ミニステーキやサンドイッチがあってスイーツはやや少なめ。勿論、女性もオーダーできます。

 

香り高い紅茶に優雅に盛り付けられたアフタヌーンティー。

伝統と格式あるクラッシックホテルで味わうアフタヌーンティーはどれも素敵。

予算や好みなど、あなたにぴったり出合う本場イギリスでの優雅なひとときを味わってみてください。

 

こんな1人旅がしたい【ロンドン歩けば‥】林丈二東京書籍

ロンドンに1人旅したいと思ったら‥

こちらの本がおすすめです。

2002年の本なので少し古いですが、スマホがまだない時代。

ロンドンの街を1人ゆっくり周るにはピッタリ。

9月13日から10月2日までの19日間の旅行記です。

実を言うと私自身、いつかロンドン1人旅をしたいなぁと思いこちらの本を手にしました。

本の気になる部分だけピックアップしたネタバレ感想と自身がロンドンに行くための準備として記録しておこうと思います。

 

ロンドン歩けば

2年前にもロンドンで13日間過ごしている作者。

前回の旅行では夏目漱石とルイ・ウェインの「猫じゃの猫じゃ」の絵葉書の関係について。

今回は何かと日本と関係のあるイギリスのいうことで、「いろいろなもの」を探す旅としての19日間の日記です。

9月13日(木曜日)

ロンドンヒースロー空港

ロンドンの玄関口はヒースロー空港。

30年前に9月までの滞在を11月までと言い間違えてしまった結果、なかなか通してくれなかった入国審査を思い出し、英語を間違えないことに成功。

ヴァージンアトランティック航空

「ヴァージンアトランティック航空」はターミナル3に到着で、「英国航空」はターミナル4に到着だったとのこと。

グロースターロード

「ピカデリーライン」の電車がきたと書かれているので、地下鉄で移動。

空港と市中心部を地下鉄で移動するのが一番安い方法なのです。

アトラス・アポロ・ホテル

2年前にも訪れたことがあるなら安心です。理由がトーストパンが美味しかったから。

チップ

20年前の本なので、どこまでが参考になるのか分かりませんが、当時はチップを渡す際、最低50ペンスと書かれています。

間違って10ペンス(当時で約18円)を握らせたチップの際はどんまいと思いました。

夕飯の買いだし

海外へ行く際、近くのスーパーマーケットで食材を調達するのが好きです。

作者も近くの大きなスーパー「Sainsbury's」に買い出しされています。

メニューは3種類の中から一番小さい「1ポンド49」

ドレッシングで味付けされたポテトサラダ、プチトマト、レタス、ニンジン、マカロニ、ソーセージのかけら、ズッキーニ、ピーマンをぎゅうぎゅうに詰め込む。

1パイント(568ml)の牛乳

リング状のベーグルを一個。

 

9月14日(金曜日)

手動式のエレベーター

ここのトーストが食べたくてわざわざ宿泊したホテルだったので、楽しみの朝食。

地下の食堂へ降りるために使用したエレベーターはなんと手動式。

自動に慣れていると、ずーっと突っ立っていることになってしまいます。

トーストにバターを塗る

楽しみにしていた朝食。先客は15名ほど。老人が多いそう。

黒っぽい制服に白いエプロンの女性。私がフランスの朝食をとった際にもよく似た格好の配膳係がいたので想像しやすかったです。

メニューはオレンジジュース、コーンフレーク、コーヒー、そしてトースト。

コーヒーは香りのないコーヒーがたっぷりポットに入って運ばれてきたそうです。

コーヒーはあの香りから食欲が湧くものだと思うのですが、イギリスのコーヒーは「香りのないコーヒー」なのでしょうか。

以前に食べたトーストがとても美味しく感じたのとは違い今回は日本でもロンドンのトーストに近くなるように食べていたせいか、あまり美味しいと思わなくなったホテルのトースト。なんでも、最初に食べた時に美味しく感じるものなんだろうなと思います。そして枕元には1ポンドのチップ。

チップを渡すと19日間だけで、19ポンド!結構お金がかかるものです。

昼飯はピザとアイスクリーム

「ピザ・ナポリターナ」チーズタップリ、アンチョビは塩辛い。

二色のアイスクリームは想像以上に甘くて量多め。

全部で9ポンド35。

10ポンド出しておつりは戻ってこなかった。(チップとして受け取られた感じ)

 

スーパー「Sainsbury's」により前日と同じものに、バナナを追加。

牛乳の変わりにエビアン。

9月15日(土曜日)

朝食

7時間の朝食。20人の先客。

コーヒーではなくティーを注文。

斜め前の30代の男性客を観察する箇条書きがクスっと笑えて面白かった。

 

カフェラッテっで休憩し、キングスロードでツイードの上下を着た紳士風の男性が路上のごみ箱の新聞をあさっていた話は、見かけによらないのはどの国も同じだと思いました。

 

最初の橋を渡る

アルバート橋の写真はカラーでとても美しい。イラストもありテムズ川に架かる橋は自身の目で確認したいと思いました。

昼食は、「サウスケンジントン駅」近くの小さな軽食屋「La Brioche」に入って丸いパンにハムとトマトとチーズが挟まれているものを食べる。

9月16日(日曜日)

同じタオル掛けにバスマットとバスタオルがかかっていて似ているのでバスマットで顔を拭いていたのは、私もやった事があるので笑ってしまいました。

気づいた時の気持ちがちょっとブルーになります。

朝食は7時43分、10人位いるけれど、空いているのは日曜日だから。

犬の糞を踏む

右のかかとがぐにゅりとした感覚を感じる。踏んでしまった時(あ…やってしまった)となりますよね。踏んだ事がある方なら分かると思います。

なかなか休めない

ブロンプトン通りに出たところで「Costa」というカフェに入って休憩。

カフェラテとチョコチップの混じったパンとレーズンの入った菓子パンを2個。

 

9月17日(月曜日)

夜中の2時に目が覚めてテレビをつけたら子供番組。

これは英語圏以外からきた人達が勉強するためのもののようです。

なるほど子供向け番組なら学べやすいです。

足が痛い

作者は結構歩く。1日1万歩どころか2万歩歩くことも多い。

今日の予定は「チェルシー地区」「ベルグラヴィア地区」「ビムリコ地区」「ウエストミンスター地区」を歩く。

機内で取っておいたチョコスナックをここで食べるのを読み、全部機内にて食する私も次から取っておこうと思いました。

「フィッシュアンドチップス」

ビクトリア駅近くにて「フィッシュアンドチップス」を4ポンド(約737円当時)

大きな紙袋に抱えるほど入っているとのこと。

私は以前オーストラリアで初「フィッシュアンドチップス」を食べましたが、そんなに大きくありませんでした。大きいとちょっと羨ましい…

 

1時頃からウエストミンスター地区の観光名所の周辺を散策。

「セント・ジョーンズ・コンサートホール」から「ウエストミンスターホール」の高塔「ヴィクトリア・タワー」がふいに顔を出す所なんかはシャッターチャンスがたくさんありそうで、是非行ってみたいものです。

9月18日(火曜日)

宿替え

9時チェックアウト。

次のホテルは「メイフラワー・ホテル」

「アールズコート駅」から地下鉄に乗り、「エッジウェアーロード駅」着。

料金不足で警戒音が鳴り響き慌てて出口にいた人に1ポンドを渡す部分は(あ~私もやりそう)と思いながら読みました。

アルフィーズで雨宿り

「アルフィーズ」というアンティークを売る小店がよりあっている建物があるそうです。行ってみたい。アンティークは高いけれど、見るだけでも楽しい。作者と同じ古絵葉書は見ていて本当に楽しい。音楽や建物もそうですが、何百年も昔に人間が作ったものとは思えない位素晴らしいものばかりです。

霧雨のリトル・ベニス

「リトル・ベニス」は観光スポットの1つ。

船着き場の小さなカフェに入り、サンドイッチとミルクコーヒーを購入。

帰りに「ウォーリック・アヴェニュー」駅から地下鉄に乗り、「サウス・ケンジントン」駅下車。ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館へ。

ここは、4度目となる作者ですが、何度きても楽しめる場所だそう。

行ってみたい場所がまた増える。

イギリスの「のり巻」

夕飯の買いだし。「Somerfield」というスーパーにて。

のり巻セット1ポンド99(約367円当時)

牛乳は35ペンス

のり巻は美味しくはないが鮨の味はするのだそう。(なんだか怪しい食べ物)

井戸ポンプ式トイレ

トイレの水を流す水はチョロンとしか出ないのだそう。

もう少し出したい時は、昔の井戸ポンプで水を出す時のように何度も漕ぐのだそうです。これは知っておいたほうがよさそうです。(流れなかったら嫌ですもんね。)

 

9月19日(水曜日)

セルフサービスの朝食

ここでも朝食は地下。小さな食堂といった感じ。

トースト以外はセルフサービス

オレンジジュース

コーヒー

コーンフレークとチーズを取る。野菜はなし。

カムデン・パッセージ

カムデン・パッセージの骨董街へと出かける。

「アールズコート」駅から地下鉄で「エンジェル」へ

路地を入ったバラックの2階に「Gazebo」という「古絵葉書」を扱うお店があるのだそうです。

ロンドン博物館

あまり天気がよくない時は「ロンドン博物館」へ。地下鉄には乗らず、歩いて雨の中を歩くことに。

帰りは「ホルボーン駅」からアールズコート駅へ戻り、駅近くの「Bakeres oven」で買ったチキンパイを食べ就寝。

9月20日(木曜日)

ハマースミス橋

古絵葉書に書かれてあった「ハマースミス橋」に行く事に。

リージェント・パーク

「ハマースミス」から地下鉄に乗る。「ベーカーストリート」下車。

ボート乗り場のカフェで、

マッシュループ・ガーリック・スープ

ポテトチップス

チョコ・アーモンド・クロワッサンを買い外のテーブルに座って食べる。

「Sainsbury’s」のサラダがいい

「グレート・ポート」「グロースターロード」

にて食材を購入。

9月21日(金曜日)

バーモンジーの蚤の市

地下鉄の乗換駅「ノッチング・ヒル・ゲイト」

フィッシュバーガー

「Sundial」フィッシュバーガーとコーヒーを注文。

ロンドン大火記念塔

頂上まで階段で上ることが出来るらしい。案内書には311段。実際に数えてみたら325段あったそう。

自分の足で上るのが一番いいと思いました。まだ上れるのかな…

「モニュメント」から地下鉄に乗って「グロースターロード」下車。いつものスーパーでいつもの買い物プラス20個入りの「チョコレートチップ入りマフィン」を購入。気に入った食物が見つかると、スーパーにていつもと同じ物を購入するところは私と同じだなぁ。っていうかみんなそんなものなのかもしれません。

9月22日(土曜日)

8時朝食。昨日からフルーツポンチがあるそうなのですが、作者は朝から食べるものではないらしい。私は朝からフルーツポンチは大好きなので、絶対に食べます。

姉妹なのか友人同士なのかは不明ですが、日本人らしき3人が後から入ってきて、2つのガラスポットに入ったジュースが同じ内容だかどうだかで、口ケンカをしていたとか。あまり仲が良さそうには見えなかったそう。関係のないことでもこうやって書いてあるとなかなか面白いです。

「タワー・ブリッジ」を渡る

2年半前までに「ランベス橋」「チェルシー橋」を渡っているので、通算でテムズ川の橋は5本渡っている作者。羨ましい…

歩き過ぎ

毎日結構な距離を歩く作者ですが、この日もガツガツ朝から歩いています。

休憩時に「Bough Market」で生ジューススタンドの「ブルーベリー」を注文。

特大の紙コップにたっぷりの量。14オンスの標示がある。約400グラム。氷も混ぜてミキサーで「グワーッ」と作る。

ちょいと量が多すぎ。冷たいので身体が冷え込む。コーヒースタンドの温かいミルクコーヒーの方がよかったかもしれない。

私なら余裕で飲み干す自信がありますが、こんなにも色んな箇所を回れるって本当に良いなぁと思います。

9月23日(日曜日)

2度目の宿替え

8時に朝食。アルバイトの女性は最後まで、無言の無反応だったらしい。

笑顔はあった方がいいと思うのですが…

9時47分にチェックあうとし「アールズコート」から「ラッセルスクエアー」まで地下鉄。3番目のホテルは「プレジデント・ホテル」荷物を預けて引換証を貰う。

作者が宿泊した前回のホテルは引換証がなかったので、心配性な私はそんな時自分の荷物がなくならないか、ドキドキしてしまうのでした。やっぱり引換証はある方がいい。

街角写真屋

背の高いあいそのいい紳士がいきなり「グッドモーニング!サー」と話しかけて、カメラを構えた。すぐ街頭写真屋だとわかったので、軽く「ノー」と言って無視した。それにしても、観光地ではお目にかかるが、こんな所に街頭写真屋がいるとは思わなかった。では、どんな人がカモになるのかと離れた所で見ていたら、日本人らしき若い男2人組が立ち止って写真を撮られていた。そのあとゴタゴタしたが、料金を払うところまではいかなかった。

学生の頃ハワイでオウムを乗せて写真を撮りぼったくられたことがありました。

手持ちのお金がなかったのですが、カモになった1人です。

作者が購入した絵葉書を眺めるのが結構好き。

1900年ころの「おまけカード」はずっと見ていられる。不思議。

 

9月24日(月曜日)

朝食に魚がある

7時21分。朝食。バイキング方式。

・魚の炒め物(好みではなかった)

・スープも2種類あるが、豆のを選ぶ。(ねっとりと甘い)

・ゴソゴソしたソーセージ3本(嫌いではない)

・目玉焼き

・トーストが見当たらなかったので、丸っこいパンなど2個

・ソーセージは脂っこいので、バターは使わず。

・葉っぱ類はない

・コーヒーを選んだが、やはり、紅茶の方がよさそうだ。

イギリスの食事はあまり美味しくないというイメージがあって、ネットリと甘いスープは飲みたくありませんが、それ以外は全く問題なさそう。

イギリスの伝統料理

ローストビーフ

日曜日の午後に食べることが伝統的なイギリスの料理にローストビーフがあります。

こちらはイギリスへ行った際は是非食べてみたいです。

ステーキ&エールパイ

パイ包の牛肉。肉汁とビールでじっくりと煮込んだ料理。ほろりと崩れる肉がおいしそうです。

コーニッシュ・バスティ

牛肉、オニオン、ジャガイモ、カモをパイ生地に包み込んで焼いたコーンウォールの名物料理。

ビーツのサラダ

ビーツという赤紫色の根菜が入ったサラダはイギリスでは好んで食べられるそう。

ソーセージ&マッシュポテト

英国のソーセージは、じっくりとグリルしたもの。種類が多く味の違いも楽しめるとのこと。

キッパーのポーチドエッグ添え

ニシンの燻製は日本の干物のような感じ。基本的に朝食で食べられるそう。

サーモン・フィッシュケーキ

魚のすり身に衣をつけて焼いたフィッシュケーキ。

 

9月25日(火曜日)

まだあった土産屋

渡ったテムズ側に1軒の「キオスク(土産屋)」がある。名前はあえてひかえるが、2年半前、ここでボラれたことがある。

この店の商品は、どれにも値札がついていない。

買ったのは「中国製のタワーブリッジ」のミニチュア。その時は気の弱そうなおじさんと、どんよりした目をした丸顔のおばさんがいた。

「タワーブリッジ」はこの店で初めて見たので、値段を聞いたら、おじさんが答えた。それは買ってもいい値段であったから、買うつもりの顔をしたら、横のおばさんが「ちょっと待ちなさい」という感じでそれより少し高い値段にいいかえた。でも他に売ってないかもしれないと思って買ってしまった。

あとで、別の店で同じものを見つけて値段を見たら半値であった。

これは悔しいですね。

こういう失敗をするともう二度と値段が書いていない場所では買わないですよね。

9月26日(水曜日)

7時すぎに食堂へ行くといつもと違って入口で係のおばさんに呼び止められた作者。

ルームナンバーを聞かれ、昨日までと違う部屋に案内される。

何のことはない、そこは「コンチネンタル・ブレックファースト」の席で私はもともとそっちのクラスの客だったのである。つまり、いままで知らずにとはいえ、少し良い方のクラスの席で食事をしていたことになる。

係の方がいないと、分かりませんよね。私も知らずにいい方の席で食事をしていたかも。けれど、突然の降格はちょっと残念。

9月27日(木曜日)

魅力的な古絵本屋

「Sackville Street」という通りに古本屋があった。「Sotheran's」という大きな店である。ショーウインドーに「不思議の国のアリス」などの、もしかして初版本かもしれない古い絵本や、魅力的な古いプリント類が並んでいる。

あ~これは訪れたいお店。

絵本が好きだし、アンティーク好きだしで値段が値段なので入りにくいのですが…

 

9月28日(金曜日)

イギリス人の歩き方

作者のお気に入りのイギリス紳士の歩き方

・あまり手をふらずに歩く

・握りこぶしにして、手の甲を前にして歩く。

全体的にイギリス人は姿勢が良いそうです。

ヴェジタリアン・レストラン

ロンドンにきてから野菜の量が足りないということで、ベジタリアンのお店に入った作者。

バイキング式のセルフサービス。

好物のポテトはあるし、レタス、いんげん、にんじん、キュウリ、アルファルファ、三つ葉、カレー味のマッシュルームの入ったマッシュポテト、マカロニ、スープも2種類あって、黄色いのを選び、パンも数種類のうちからライムギパンを二枚選んだ。これらの全体の重さで料金が決まる。6ポンド14(約1132円当時)

海外のレストランで食事をすると結構お金がかかるけれども野菜の摂取がどうしても少なくなってしまいます。こんなお店があると良いです。

9月29日(土曜日)

いざ!朝食へ

高級ホテル(当時)に宿変えした「ラッセル・ホテル」

初めての朝食ということで、行ってみると団体客の日本人が多かった。

食堂の前には2人の係が待ち構えている。ルームナンバーを聞かれ「あなたはコンチネンタル。温かいものはダメ」と日本語で言われる。そして1人の係が席まで案内してくれて、右半分のテーブルから食べ物をとるようにと念を押される。

左テーブルには調理された温かいものがあるのだとか。

紅茶は係の人が席までポットで持ってきてくれるのは同じらしい。サービスも行き届いているとのこと。

20年前ともなるとどう変わっているのかは気になる所です。

9月30日(日曜日)

科学博物館とドルトン社

お父さんが小学生の男の子に展示物の1つ1つをものすごくていねいに説明していた。男の子も真剣に聞いている。私があの子ぐらいの年齢だったら、そのあたりに座りこんで居眠りしただろうと思う。

その男の子は現在30歳くらい?どんな大人になっているんだろう。

もしかして博物館で働いていたりして。

「ドルトン社」の陶器を使ったガスランプがあり、ランベス地区で昔の本社工場だった建物を見つけた時、装飾的で楽しい建物だったんだそう。そんな素晴らしい建物を実際にみることが出来るのは一生の思い出として残るだろうな。

10月1日(月曜日)

帰国日前日。

もう二度とロンドンには来れないという気持ちで歩く作者の気持ちが分かります。海外へは本当にいつ行けるか分かりません。行こうと思ってから実際に行くまでの期間に何が起こるか分からないからです。

 

10月2日(火曜日)

帰国日当日。

作者の旅は時間を気にせず、自分の行きたい場所や気になったマンホールの蓋を巡る旅でした。

もう23年ほど前に書かれた旅行記でしたが、興味深く読めました。

私も観光地を逃してでも、「自分の好き」を歩いて見つける作者のような旅がしたいと思いました。

 

ロンドン周辺はもうそれぞれが個性的です。

街そのものが世界遺産に登録されているグリニッジ、エリザベス女王の居城が観光の目玉となっているウィンザー、テニスの開催地として有名なウィンブルドン。シェイクスピアの生地として人気のストラスフォード・アボン・エイヴォン、そこから東へ行くと、オックスフォード。ケンブリッジと合わせて伝統ある大学です。

 

他にも映画のロケ地となった場所、ビートルズを巡る旅など、行きたい所がいっぱい。

 

今回の【ロンドン歩けば…】のように公共交通機関や徒歩で自分だけの旅を楽しみたいですね。

 

イギリスがロケ地の映画26選

イギリスを舞台にした映画はたくさんあります。

好きな映画のロケ地巡りをする旅もいいですね。

今回はイギリスを舞台にした26の映画をご紹介します。

映画に旅行と参考にしてみてください。

 

ラブ・アクチュアリー

あらすじ

秘書に恋する首相、愛妻い先だたれた夫とその義理の息子、弟に恋人を奪われた小説家、親友の婚約者に思いを寄せる青年。

恋や家族との関係に悩み葛藤する男女の物語。

ロケ地

ヒースロー空港

ロンドン・アイ

アルバート橋

セルフリッジズ

トラファルガー広場

 

英国王のスピーチ

あらすじ

吃音に悩む内向的な王子がある言語聴覚士と家族の支えによって障害を克服し、国王として重大なスピーチを国民に届けるまでを描いた物語。

ロケ地

バッキンガム宮殿(※撮影にはセント・ジェームズのランカスターハウス)

ウエストミンスター寺院(※撮影はイーリー大聖堂)

 

ノッティングヒルの恋人

あらすじ

小さな書店を営む男と世界的人気のハリウッド女優との「身分違いの恋」

ロケ地

ロンドンウエスト・エンドの町「ノッティングヒル」

ポートベロー・ロード(※ポートベロー・ロード142番地にある主人公の本屋は現在ギフトショップとなっています)

 

 

ブリジッド・ジョーンズの日記

あらすじ

お酒とタバコが大好きな32歳の独身女性ブリジッドの恋に仕事に奮闘する日々を描いた映画。

www.yumepolly.com

ロケ地

王立証券取引所などがあるコーンヒル地区

 

 

ひかりのまち

あらすじ

伝言ダイヤルで恋人を探すナディア、バツイチで9歳の息子を抱える美容師の姉、出産を控えた妹。

11月のロンドンで幸せを求め彷徨う3姉妹の孤独を描く。

ロケ地

ソーホー(ロンドン)

ゲイバーやレズビアンバーが集まるエリアとして有名で、ナディアが働くカフェがあるソーホーはオシャレなショップやバーが多くあり昼夜ともに活気がある場所。

 

小さな恋のメロディ

あらすじ

11歳のダニエルは同じ学校に通うメロディと恋に落ちる。

ある日、学校をさぼって海に行ったことがバレ、さらに結婚宣言をしたことから大人たちは大騒ぎ。なんとか二人を阻止しようとします。

ロケ地

ブロンプトン墓地(ロンドン)

王立公園が管理する緑豊かなブロンプトン墓地。撮影はナンヘッド墓地の両方で撮影されました。

ボヘミアン・ラプソディー

あらすじ

1991年に45歳で亡くなったクイーンのボーカル、フレディー・マーキュリーの人生を描いた映画。

ロケ地

ウエンブリー・スタジアム(ロンドン)

撮影当時、旧ウエンブリー・スタジアムが解体されていたので、撮影は空軍基地ボヴィンドンに再現されたセットで行われました。

現スタジアムは2007年に再建されています。

 

シャーロック・ホームズ

あらすじ

処刑された黒魔術の連続殺人犯ブラックウッド卿が墓場からよみがえったとの知らせをうけ、ホームズは相棒ワトソンとその謎に迫ります。

ロケ地

タワー・ブリッジ(ロンドン)

タワー・ブリッジは1886年から8年もの歳月をかけて完成。

高さ65mのゴシック様式の塔には歴史博物館もあります。

ベーカー街にはシャーロック・ホームズ博物館もあります。

 

パディントン

あらすじ

ペルーの奥地から大都会ロンドンにやってきた赤い帽子のこぐまは、親切なブラウン一家と出会い、家においてもらうことになるのですが、野性で育った習慣で日々ドタバタを巻き起こします。

ロケ地

パディントン駅(ロンドン)

ロンドンの玄関口となったパディントン駅。構内にはパディントンの銅像も!!

 

さらば青春の光

あらすじ

1960年代のロンドン。行き場のない怒りや孤独。退屈な仕事や親友との複雑な関係など様々な問題を抱えた若者たちを描いた映画。

細身のスーツにミニタリーパーカーのファッションで、スクーターのランブレッタやベスパに乗るモッズとリーゼントに黒い革ジャン革パンでバイクに跨るロッカーズ。

2つの集団の対立は激化し海沿いの街ブライトンで大乱闘を起こす。

 

ロケ地

ロンドン

ブライトン

 

アバウト・タイム~愛おしい時間について~

あらすじ

21歳の誕生日に父親から「我が一族の男にはタイムトラベルの能力がある」と知らされたティムは、その能力を使って恋人を作ろうとしますが‥

ロケ地

ボースビーン・ビーチ

 

 

博士と彼女のセオリー

あらすじ

大学時代にALSを発症し余命2年の宣告を受けながらも50年以上研究に携わったホーキング博士の半生と彼を支えた妻の愛を描いた映画。

ロケ地

ケンブリッジ大学(セント・ジョンズ・カレッジ)

 

哀愁

あらすじ

第一次世界大戦下のロンドン。

英国将校クローニンとバレエの踊り子マイラは、ウォータールー橋で出会い惹かれ合う。その日のうちに結婚の約束をするくらい惹かれ合う2人でしたが、クローニンは再び戦場へと向かい…

ロケ地

ロンドン

ウォータールー橋

 

イミテーション・ゲーム(エニグマと天才数学者の秘密)

あらすじ

天才数学者アラン・チューリングの物語。

難解な暗号の解読、それを用いた危険な作戦、持ち上がるスパイ疑惑。

そしてチューリングが隠し続けた秘密とは…

ロケ地

プレッチリー・パーク

ケンブリッジ大学キングスカレッジ

 

 

 

ピーターラビット

あらすじ

心優しい画家のビアと愉快な仲間たちに囲まれた穏やかな生活がロンドンから越してきたマグレガーの出現により一変する。

潔癖症のマグレガーとピーターたちとの争いが始まる。

ロケ地

イギリス北西部湖水地方(撮影はオーストラリアシドニー)

マグレガーが働いているハロッズは老舗高級百貨店

 

逢びき

あらすじ

毎週木曜日に近くの町ミルフォードへ買い物に出かける主婦が、同じ曜日に代診で町を訪れる医師に出会い…

ロケ地

ミルフォード駅(※架空の駅で撮影はランカスターのカーンフォース駅)

小さな橋でのシーンは湖水地方ラングデールベックのミドル・フェル橋

公園のボートのシーンはロンドンのリージェンツ・パーク

映画を象徴する時計はカーンフォース駅のクラッシックな時計

 

プライドと偏見

あらすじ

田舎町に暮らすベネット家では、母親が5人の娘たちをはやく結婚させようと躍起になっていました。ある日、近所に独身の大富豪が越してきます。

次女のエリザベスは彼の親友の高慢な態度に腹を立てつつもしだいに気になって…

 

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ロケ地

グルームブリッジ・ブレイス(美しい庭園を有する17世紀に建てられたマナーハウス)

コナンドイルも愛した場所と言われています。

 

日の名残り

あらすじ

20世紀前半のイギリス貴族社会の生活を描く。

オックスフォードシャーにあるダーリントン卿の屋敷に使える忠実な執事と彼が愛した女中頭との関係を描いた映画。

ロケ地

オックスフォードシャー(撮影はグロスターシャーのダイラムパーク)

 

わたしは、ダニエル・ブレイク

あらすじ

心臓病で休職を余儀なくされた初老の大工ダニエル。

国の援助をしようとするのですが、制度が複雑すぎて戸惑います。

そんな時杓子定規な対応の役所に追い出され、窮地に立たされたシングルマザー一家と出会い助け合うようになるのですが…

ロケ地

ニューキャッスル(イギリス北東部にある工業都市)

 

 

炎のランナー

あらすじ

1924年のパリオリンピックに出場した2人のイギリス人陸上選手の実話。

ロケ地

カールトン・ホテル(撮影はハミルトン・グランド)

海辺を走るシーンはスコットランドのウエスト・サンズ・ビーチ

 

トレインスポッティング

あらすじ

仲間達とドラッグに溺れる主人公。

ある日更生を決意するのですが…

ロケ地

スコットランド/エディンバラ ブインスィズ通り

主人公が警備員に追われているシーン。

 

メリーポピンズ

あらすじ

ある日、傘をさしながら風にのってジェインとマイケルの所へやってきた謎の家庭教師。パチンと指を鳴らすだけで部屋が片付いたり、絵の中に入ってメリーゴーランドに乗ってみたりとすてきな冒険がいっぱい。

ロケ地

ロンドン

 

チキ・チキ・バンバン

あらすじ

発明家ポッツは解体寸前の車チキ・チキ・バンバンを改造して走らせることに成功する。その車で子供たちと一緒に海へ行く途中スクランプティアス卿の令嬢と出会い一緒に出掛けることに。海でのひと時の間ポッツは子供たちにお話を聞かせるのでしたが…

ロケ地

イギリス

ボンバースト男爵のお城はドイツのノイシュバンシュタイン城

城の中のシーンはイギリス国内のパインウッド・スタジオにて撮影

 

くまのプーさん

あらすじ

100エーカーの森に住んでいるくまのぬいぐるみ。

食いしん坊でいつもお腹が空いています。

クリストファーロビンや森の仲間たちと大好きなはちみつをとる旅にでたり、いつも楽しい冒険をしています。

 

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ロケ地

アッシュダウンの森

 

ピーターパン

あらすじ

イギリス・ロンドン郊外に住む少女ウェンディー、ジョン、マイケルは空飛ぶピーターパンのお話が大好き。そんなある晩、ダーリング夫妻がパーティにでかけた後、子供たちの元へ本物のピーターパンがやってきます。

3人はティンカーベルの粉をかけてもらい、ネバーランドへと飛び立ち冒険をするのでした。

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ロケ地

ロンドン

 

ハリーポッター

あらすじ

赤ちゃんの時に両親を亡くし、孤独な日々を過ごしてきたハリー・ポッター。

11歳の誕生日に自分が魔法使いであることを知って…

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ロケ地

オックスフォード大学

レイコック・アビー

ダラム大聖堂

グロスター大聖堂

キングス・クロス駅

レドンホールマーケット

 

 

空港から市内へ

イギリスの玄関口はほとんどがヒースロー空港。

空港から市内への移動手段は4つです。

ヒースロー・エクスプレス

ヒースロー空港~パディントン駅を結ぶ鉄道

本数が多い上に渋滞がありません。市内まで最速でいけます。所要時間約20分。

 

ヒースロー・コネクト

ヒースロー空港~パディントン駅を結ぶ鉄道

ヒースローエクスプレスより時間はかかりますが、安いです。約25分

 

地下鉄

ピカデリー・ラインが空港と市中心部を結びます。

ピカデリー・サーカスまで約50分

タクシー

大きい荷物を持って移動するには一番便利です。

料金は高く時間帯によっては渋滞にはまってしまいます。約1時間

 

ローマ時代から続く歴史があり、かつては世界中心として栄えた首都のロンドン。

女王の住むバッキンガム宮殿や大英博物館など歴史や文化を物語ります。

ロンドン近郊のグリニッジは街そのものが世界遺産。

映画のロケ地も数多いロンドン周辺から旅をしてみるのもいいですね。