ロンドンに1人旅したいと思ったら‥
こちらの本がおすすめです。
2002年の本なので少し古いですが、スマホがまだない時代。
ロンドンの街を1人ゆっくり周るにはピッタリ。
9月13日から10月2日までの19日間の旅行記です。
実を言うと私自身、いつかロンドン1人旅をしたいなぁと思いこちらの本を手にしました。
本の気になる部分だけピックアップしたネタバレ感想と自身がロンドンに行くための準備として記録しておこうと思います。
ロンドン歩けば
2年前にもロンドンで13日間過ごしている作者。
前回の旅行では夏目漱石とルイ・ウェインの「猫じゃの猫じゃ」の絵葉書の関係について。
今回は何かと日本と関係のあるイギリスのいうことで、「いろいろなもの」を探す旅としての19日間の日記です。
9月13日(木曜日)
ロンドンヒースロー空港
ロンドンの玄関口はヒースロー空港。
30年前に9月までの滞在を11月までと言い間違えてしまった結果、なかなか通してくれなかった入国審査を思い出し、英語を間違えないことに成功。
ヴァージンアトランティック航空
「ヴァージンアトランティック航空」はターミナル3に到着で、「英国航空」はターミナル4に到着だったとのこと。
グロースターロード
「ピカデリーライン」の電車がきたと書かれているので、地下鉄で移動。
空港と市中心部を地下鉄で移動するのが一番安い方法なのです。
アトラス・アポロ・ホテル
2年前にも訪れたことがあるなら安心です。理由がトーストパンが美味しかったから。
チップ
20年前の本なので、どこまでが参考になるのか分かりませんが、当時はチップを渡す際、最低50ペンスと書かれています。
間違って10ペンス(当時で約18円)を握らせたチップの際はどんまいと思いました。
夕飯の買いだし
海外へ行く際、近くのスーパーマーケットで食材を調達するのが好きです。
作者も近くの大きなスーパー「Sainsbury's」に買い出しされています。
メニューは3種類の中から一番小さい「1ポンド49」
ドレッシングで味付けされたポテトサラダ、プチトマト、レタス、ニンジン、マカロニ、ソーセージのかけら、ズッキーニ、ピーマンをぎゅうぎゅうに詰め込む。
1パイント(568ml)の牛乳
リング状のベーグルを一個。
9月14日(金曜日)
手動式のエレベーター
ここのトーストが食べたくてわざわざ宿泊したホテルだったので、楽しみの朝食。
地下の食堂へ降りるために使用したエレベーターはなんと手動式。
自動に慣れていると、ずーっと突っ立っていることになってしまいます。
トーストにバターを塗る
楽しみにしていた朝食。先客は15名ほど。老人が多いそう。
黒っぽい制服に白いエプロンの女性。私がフランスの朝食をとった際にもよく似た格好の配膳係がいたので想像しやすかったです。
メニューはオレンジジュース、コーンフレーク、コーヒー、そしてトースト。
コーヒーは香りのないコーヒーがたっぷりポットに入って運ばれてきたそうです。
コーヒーはあの香りから食欲が湧くものだと思うのですが、イギリスのコーヒーは「香りのないコーヒー」なのでしょうか。
以前に食べたトーストがとても美味しく感じたのとは違い今回は日本でもロンドンのトーストに近くなるように食べていたせいか、あまり美味しいと思わなくなったホテルのトースト。なんでも、最初に食べた時に美味しく感じるものなんだろうなと思います。そして枕元には1ポンドのチップ。
チップを渡すと19日間だけで、19ポンド!結構お金がかかるものです。
昼飯はピザとアイスクリーム
「ピザ・ナポリターナ」チーズタップリ、アンチョビは塩辛い。
二色のアイスクリームは想像以上に甘くて量多め。
全部で9ポンド35。
10ポンド出しておつりは戻ってこなかった。(チップとして受け取られた感じ)
スーパー「Sainsbury's」により前日と同じものに、バナナを追加。
牛乳の変わりにエビアン。
9月15日(土曜日)
朝食
7時間の朝食。20人の先客。
コーヒーではなくティーを注文。
斜め前の30代の男性客を観察する箇条書きがクスっと笑えて面白かった。
カフェラッテっで休憩し、キングスロードでツイードの上下を着た紳士風の男性が路上のごみ箱の新聞をあさっていた話は、見かけによらないのはどの国も同じだと思いました。
最初の橋を渡る
アルバート橋の写真はカラーでとても美しい。イラストもありテムズ川に架かる橋は自身の目で確認したいと思いました。
昼食は、「サウスケンジントン駅」近くの小さな軽食屋「La Brioche」に入って丸いパンにハムとトマトとチーズが挟まれているものを食べる。
9月16日(日曜日)
同じタオル掛けにバスマットとバスタオルがかかっていて似ているのでバスマットで顔を拭いていたのは、私もやった事があるので笑ってしまいました。
気づいた時の気持ちがちょっとブルーになります。
朝食は7時43分、10人位いるけれど、空いているのは日曜日だから。
犬の糞を踏む
右のかかとがぐにゅりとした感覚を感じる。踏んでしまった時(あ…やってしまった)となりますよね。踏んだ事がある方なら分かると思います。
なかなか休めない
ブロンプトン通りに出たところで「Costa」というカフェに入って休憩。
カフェラテとチョコチップの混じったパンとレーズンの入った菓子パンを2個。
9月17日(月曜日)
夜中の2時に目が覚めてテレビをつけたら子供番組。
これは英語圏以外からきた人達が勉強するためのもののようです。
なるほど子供向け番組なら学べやすいです。
足が痛い
作者は結構歩く。1日1万歩どころか2万歩歩くことも多い。
今日の予定は「チェルシー地区」「ベルグラヴィア地区」「ビムリコ地区」「ウエストミンスター地区」を歩く。
機内で取っておいたチョコスナックをここで食べるのを読み、全部機内にて食する私も次から取っておこうと思いました。
「フィッシュアンドチップス」
ビクトリア駅近くにて「フィッシュアンドチップス」を4ポンド(約737円当時)
大きな紙袋に抱えるほど入っているとのこと。
私は以前オーストラリアで初「フィッシュアンドチップス」を食べましたが、そんなに大きくありませんでした。大きいとちょっと羨ましい…
1時頃からウエストミンスター地区の観光名所の周辺を散策。
「セント・ジョーンズ・コンサートホール」から「ウエストミンスターホール」の高塔「ヴィクトリア・タワー」がふいに顔を出す所なんかはシャッターチャンスがたくさんありそうで、是非行ってみたいものです。
9月18日(火曜日)
宿替え
9時チェックアウト。
次のホテルは「メイフラワー・ホテル」
「アールズコート駅」から地下鉄に乗り、「エッジウェアーロード駅」着。
料金不足で警戒音が鳴り響き慌てて出口にいた人に1ポンドを渡す部分は(あ~私もやりそう)と思いながら読みました。
アルフィーズで雨宿り
「アルフィーズ」というアンティークを売る小店がよりあっている建物があるそうです。行ってみたい。アンティークは高いけれど、見るだけでも楽しい。作者と同じ古絵葉書は見ていて本当に楽しい。音楽や建物もそうですが、何百年も昔に人間が作ったものとは思えない位素晴らしいものばかりです。
霧雨のリトル・ベニス
「リトル・ベニス」は観光スポットの1つ。
船着き場の小さなカフェに入り、サンドイッチとミルクコーヒーを購入。
帰りに「ウォーリック・アヴェニュー」駅から地下鉄に乗り、「サウス・ケンジントン」駅下車。ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館へ。
ここは、4度目となる作者ですが、何度きても楽しめる場所だそう。
行ってみたい場所がまた増える。
イギリスの「のり巻」
夕飯の買いだし。「Somerfield」というスーパーにて。
のり巻セット1ポンド99(約367円当時)
牛乳は35ペンス
のり巻は美味しくはないが鮨の味はするのだそう。(なんだか怪しい食べ物)
井戸ポンプ式トイレ
トイレの水を流す水はチョロンとしか出ないのだそう。
もう少し出したい時は、昔の井戸ポンプで水を出す時のように何度も漕ぐのだそうです。これは知っておいたほうがよさそうです。(流れなかったら嫌ですもんね。)
9月19日(水曜日)
セルフサービスの朝食
ここでも朝食は地下。小さな食堂といった感じ。
トースト以外はセルフサービス
オレンジジュース
コーヒー
コーンフレークとチーズを取る。野菜はなし。
カムデン・パッセージ
カムデン・パッセージの骨董街へと出かける。
「アールズコート」駅から地下鉄で「エンジェル」へ
路地を入ったバラックの2階に「Gazebo」という「古絵葉書」を扱うお店があるのだそうです。
ロンドン博物館
あまり天気がよくない時は「ロンドン博物館」へ。地下鉄には乗らず、歩いて雨の中を歩くことに。
帰りは「ホルボーン駅」からアールズコート駅へ戻り、駅近くの「Bakeres oven」で買ったチキンパイを食べ就寝。
9月20日(木曜日)
ハマースミス橋
古絵葉書に書かれてあった「ハマースミス橋」に行く事に。
リージェント・パーク
「ハマースミス」から地下鉄に乗る。「ベーカーストリート」下車。
ボート乗り場のカフェで、
マッシュループ・ガーリック・スープ
ポテトチップス
チョコ・アーモンド・クロワッサンを買い外のテーブルに座って食べる。
「Sainsbury’s」のサラダがいい
「グレート・ポート」「グロースターロード」
にて食材を購入。
9月21日(金曜日)
バーモンジーの蚤の市
地下鉄の乗換駅「ノッチング・ヒル・ゲイト」
フィッシュバーガー
「Sundial」フィッシュバーガーとコーヒーを注文。
ロンドン大火記念塔
頂上まで階段で上ることが出来るらしい。案内書には311段。実際に数えてみたら325段あったそう。
自分の足で上るのが一番いいと思いました。まだ上れるのかな…
「モニュメント」から地下鉄に乗って「グロースターロード」下車。いつものスーパーでいつもの買い物プラス20個入りの「チョコレートチップ入りマフィン」を購入。気に入った食物が見つかると、スーパーにていつもと同じ物を購入するところは私と同じだなぁ。っていうかみんなそんなものなのかもしれません。
9月22日(土曜日)
8時朝食。昨日からフルーツポンチがあるそうなのですが、作者は朝から食べるものではないらしい。私は朝からフルーツポンチは大好きなので、絶対に食べます。
姉妹なのか友人同士なのかは不明ですが、日本人らしき3人が後から入ってきて、2つのガラスポットに入ったジュースが同じ内容だかどうだかで、口ケンカをしていたとか。あまり仲が良さそうには見えなかったそう。関係のないことでもこうやって書いてあるとなかなか面白いです。
「タワー・ブリッジ」を渡る
2年半前までに「ランベス橋」「チェルシー橋」を渡っているので、通算でテムズ川の橋は5本渡っている作者。羨ましい…
歩き過ぎ
毎日結構な距離を歩く作者ですが、この日もガツガツ朝から歩いています。
休憩時に「Bough Market」で生ジューススタンドの「ブルーベリー」を注文。
特大の紙コップにたっぷりの量。14オンスの標示がある。約400グラム。氷も混ぜてミキサーで「グワーッ」と作る。
ちょいと量が多すぎ。冷たいので身体が冷え込む。コーヒースタンドの温かいミルクコーヒーの方がよかったかもしれない。
私なら余裕で飲み干す自信がありますが、こんなにも色んな箇所を回れるって本当に良いなぁと思います。
9月23日(日曜日)
2度目の宿替え
8時に朝食。アルバイトの女性は最後まで、無言の無反応だったらしい。
笑顔はあった方がいいと思うのですが…
9時47分にチェックあうとし「アールズコート」から「ラッセルスクエアー」まで地下鉄。3番目のホテルは「プレジデント・ホテル」荷物を預けて引換証を貰う。
作者が宿泊した前回のホテルは引換証がなかったので、心配性な私はそんな時自分の荷物がなくならないか、ドキドキしてしまうのでした。やっぱり引換証はある方がいい。
街角写真屋
背の高いあいそのいい紳士がいきなり「グッドモーニング!サー」と話しかけて、カメラを構えた。すぐ街頭写真屋だとわかったので、軽く「ノー」と言って無視した。それにしても、観光地ではお目にかかるが、こんな所に街頭写真屋がいるとは思わなかった。では、どんな人がカモになるのかと離れた所で見ていたら、日本人らしき若い男2人組が立ち止って写真を撮られていた。そのあとゴタゴタしたが、料金を払うところまではいかなかった。
学生の頃ハワイでオウムを乗せて写真を撮りぼったくられたことがありました。
手持ちのお金がなかったのですが、カモになった1人です。
作者が購入した絵葉書を眺めるのが結構好き。
1900年ころの「おまけカード」はずっと見ていられる。不思議。
9月24日(月曜日)
朝食に魚がある
7時21分。朝食。バイキング方式。
・魚の炒め物(好みではなかった)
・スープも2種類あるが、豆のを選ぶ。(ねっとりと甘い)
・ゴソゴソしたソーセージ3本(嫌いではない)
・目玉焼き
・トーストが見当たらなかったので、丸っこいパンなど2個
・ソーセージは脂っこいので、バターは使わず。
・葉っぱ類はない
・コーヒーを選んだが、やはり、紅茶の方がよさそうだ。
イギリスの食事はあまり美味しくないというイメージがあって、ネットリと甘いスープは飲みたくありませんが、それ以外は全く問題なさそう。
イギリスの伝統料理
ローストビーフ
日曜日の午後に食べることが伝統的なイギリスの料理にローストビーフがあります。
こちらはイギリスへ行った際は是非食べてみたいです。
ステーキ&エールパイ
パイ包の牛肉。肉汁とビールでじっくりと煮込んだ料理。ほろりと崩れる肉がおいしそうです。
コーニッシュ・バスティ
牛肉、オニオン、ジャガイモ、カモをパイ生地に包み込んで焼いたコーンウォールの名物料理。
ビーツのサラダ
ビーツという赤紫色の根菜が入ったサラダはイギリスでは好んで食べられるそう。
ソーセージ&マッシュポテト
英国のソーセージは、じっくりとグリルしたもの。種類が多く味の違いも楽しめるとのこと。
キッパーのポーチドエッグ添え
ニシンの燻製は日本の干物のような感じ。基本的に朝食で食べられるそう。
サーモン・フィッシュケーキ
魚のすり身に衣をつけて焼いたフィッシュケーキ。
9月25日(火曜日)
まだあった土産屋
渡ったテムズ側に1軒の「キオスク(土産屋)」がある。名前はあえてひかえるが、2年半前、ここでボラれたことがある。
この店の商品は、どれにも値札がついていない。
買ったのは「中国製のタワーブリッジ」のミニチュア。その時は気の弱そうなおじさんと、どんよりした目をした丸顔のおばさんがいた。
「タワーブリッジ」はこの店で初めて見たので、値段を聞いたら、おじさんが答えた。それは買ってもいい値段であったから、買うつもりの顔をしたら、横のおばさんが「ちょっと待ちなさい」という感じでそれより少し高い値段にいいかえた。でも他に売ってないかもしれないと思って買ってしまった。
あとで、別の店で同じものを見つけて値段を見たら半値であった。
これは悔しいですね。
こういう失敗をするともう二度と値段が書いていない場所では買わないですよね。
9月26日(水曜日)
7時すぎに食堂へ行くといつもと違って入口で係のおばさんに呼び止められた作者。
ルームナンバーを聞かれ、昨日までと違う部屋に案内される。
何のことはない、そこは「コンチネンタル・ブレックファースト」の席で私はもともとそっちのクラスの客だったのである。つまり、いままで知らずにとはいえ、少し良い方のクラスの席で食事をしていたことになる。
係の方がいないと、分かりませんよね。私も知らずにいい方の席で食事をしていたかも。けれど、突然の降格はちょっと残念。
9月27日(木曜日)
魅力的な古絵本屋
「Sackville Street」という通りに古本屋があった。「Sotheran's」という大きな店である。ショーウインドーに「不思議の国のアリス」などの、もしかして初版本かもしれない古い絵本や、魅力的な古いプリント類が並んでいる。
あ~これは訪れたいお店。
絵本が好きだし、アンティーク好きだしで値段が値段なので入りにくいのですが…
9月28日(金曜日)
イギリス人の歩き方
作者のお気に入りのイギリス紳士の歩き方
・あまり手をふらずに歩く
・握りこぶしにして、手の甲を前にして歩く。
全体的にイギリス人は姿勢が良いそうです。
ヴェジタリアン・レストラン
ロンドンにきてから野菜の量が足りないということで、ベジタリアンのお店に入った作者。
バイキング式のセルフサービス。
好物のポテトはあるし、レタス、いんげん、にんじん、キュウリ、アルファルファ、三つ葉、カレー味のマッシュルームの入ったマッシュポテト、マカロニ、スープも2種類あって、黄色いのを選び、パンも数種類のうちからライムギパンを二枚選んだ。これらの全体の重さで料金が決まる。6ポンド14(約1132円当時)
海外のレストランで食事をすると結構お金がかかるけれども野菜の摂取がどうしても少なくなってしまいます。こんなお店があると良いです。
9月29日(土曜日)
いざ!朝食へ
高級ホテル(当時)に宿変えした「ラッセル・ホテル」
初めての朝食ということで、行ってみると団体客の日本人が多かった。
食堂の前には2人の係が待ち構えている。ルームナンバーを聞かれ「あなたはコンチネンタル。温かいものはダメ」と日本語で言われる。そして1人の係が席まで案内してくれて、右半分のテーブルから食べ物をとるようにと念を押される。
左テーブルには調理された温かいものがあるのだとか。
紅茶は係の人が席までポットで持ってきてくれるのは同じらしい。サービスも行き届いているとのこと。
20年前ともなるとどう変わっているのかは気になる所です。
9月30日(日曜日)
科学博物館とドルトン社
お父さんが小学生の男の子に展示物の1つ1つをものすごくていねいに説明していた。男の子も真剣に聞いている。私があの子ぐらいの年齢だったら、そのあたりに座りこんで居眠りしただろうと思う。
その男の子は現在30歳くらい?どんな大人になっているんだろう。
もしかして博物館で働いていたりして。
「ドルトン社」の陶器を使ったガスランプがあり、ランベス地区で昔の本社工場だった建物を見つけた時、装飾的で楽しい建物だったんだそう。そんな素晴らしい建物を実際にみることが出来るのは一生の思い出として残るだろうな。
10月1日(月曜日)
帰国日前日。
もう二度とロンドンには来れないという気持ちで歩く作者の気持ちが分かります。海外へは本当にいつ行けるか分かりません。行こうと思ってから実際に行くまでの期間に何が起こるか分からないからです。
10月2日(火曜日)
帰国日当日。
作者の旅は時間を気にせず、自分の行きたい場所や気になったマンホールの蓋を巡る旅でした。
もう23年ほど前に書かれた旅行記でしたが、興味深く読めました。
私も観光地を逃してでも、「自分の好き」を歩いて見つける作者のような旅がしたいと思いました。
ロンドン周辺はもうそれぞれが個性的です。
街そのものが世界遺産に登録されているグリニッジ、エリザベス女王の居城が観光の目玉となっているウィンザー、テニスの開催地として有名なウィンブルドン。シェイクスピアの生地として人気のストラスフォード・アボン・エイヴォン、そこから東へ行くと、オックスフォード。ケンブリッジと合わせて伝統ある大学です。
他にも映画のロケ地となった場所、ビートルズを巡る旅など、行きたい所がいっぱい。
今回の【ロンドン歩けば…】のように公共交通機関や徒歩で自分だけの旅を楽しみたいですね。