ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。
前回の記事の続きです。
社会保険制度にはなにがあるのかを把握しておいて下さい。
急な病気やケガ、勤務先の倒産等で生活費に困る時があるかもしれません。
そんな時に役立つ社会保障を知っておくと安心です。
医療保険
高額療養費・傷病手当金・労災保険
病気・ケガをして病院に行ったとき・病気・ケガが原因で働けないとき等に給付されます。
普段何気なく使っている健康保険証ですが、病気やケガで治療を受けた時、医療費が安く済むのは健康保険のおかげなのです。
医療費は原則3割負担で残りの7割は保険から支払われる仕組みです。
本人負担が1割の時もありましたが、現在は原則3割負担なので、今後の負担額がどうなるかは分かりません。
また、高齢になると医療費が増える事が多いことから、現在では75歳以上は後期高齢者医療制度に変わります。
年金保険
老齢基礎年金・老齢厚生年金
65歳からは老齢給付が受けられます
本来、日本の公的年金は現役世代が払う保険料で高齢者への給付をまかなう仕組みです。
基礎年金の半分は税金でまかなわれており、将来的に安定した給付が行えるよう保険料の積み立て運用や制度改正も行われています。
それでも水準が下がる可能性は高いです。
少子高齢化で若い人が減っているので将来の不安もあります。
頼りきりにするのではなく、自身でも老後資金の準備は必要です。
年金保険
障がい基礎年金・障がい厚生年金
障がいの程度に応じて一定の金額が支給されます
以前の年金の記事にも書きましたが、基礎年金・厚生年金の違いを理解してください。
障がい者になると障がい基礎年金が給付され、会社員であれば上乗せで障がい厚生年金も給付されます。
失業、休業した
雇用保険・育児休業給付金・介護休業給付金
倒産・解雇などにより失業した人、自己都合で離職され求職している人、育児や介護で休業中の人に給付されます。
会社員のメリット
・収入の安定
・時間外等に手当がある
・有給休暇がある
・社会保険料の一部を会社が負担
会社のデメリット
・成果を上げてもそれに見合った収入は期待できない
・会社の方針に従って仕事を進めなければならない
・倒産やリストラで職を失うことがある
会社員は手厚い保障と収入の安定が魅力ですね。
働き手がなくなった
遺族基礎年金・遺族厚生年金
遺族に支払われる年金
※受給要件あり※
確率は低いものの、人生何が起こるか分かりません。
私の友人も若くして亡くなっています。
家族の生活を支える人が亡くなると、残された遺族は生活に困ります。
そんな時に生活費として使えるのが公的年金からの遺族年金。
18歳までの子供がいるなら遺族基礎年金です。
亡くなった人が会社員なら、子供のあるなしにかかわらず、遺族厚生年金。
家族構成により給付金額が変わりますが、説明が長くなるので、別の機会に説明したいと思います。
次回は遺族年金のこと、老齢年金のことについて書いていこうと思っています。
あちらこちらと順番が前後するのですが、自分の興味がある部分を参考にし、気になるところがあれば、「年金定期便」で確認してみてください。
「年金定期便」の確認方法についても別の機会に記事にします。
年金は人それぞれの働き方により異なるので、一般的な事だけでは相談出来ない事が多いです。
データを基に見ないとはっきりした事は答えられません。
人それぞれ働き方、生き方も違います。
なんとなくや友人から聞いたではなく、はっきりとした数字で把握することをお勧めします。