ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。
家計の話で、ほとんどの人が収入は「下がっている」か「あがらない」
という言葉が出てきます。
今の20代~40代前半の方は、手取りが増えないままずっと20万円台なのに対し、40代後半~60代前半の方は、かつてもう少し良かった時代があったものの、減って20万円台になった方も多いかもしれません。
手取りが多かった時代を経験した後で減ってしまうと家計の運営が厳しくなります。
40代~の方は収入が高かった時代に組んだ住宅ローンが重荷になっている方も多いかもしれません。若い方だと、今後収入が増える事なく将来が不安といった方が多いです。
自分の家計にとって「最適な支出の割合」を把握する事と、ご自身のお金の使い方を見直す事が大切だと思いますが、こういう考え方もあるんだな。と記事を読んで頂ければと思います。
ボーナスを含めた年収で毎月の家計を考えるのは危険
この時代ボーナスがあるとありがたいのかもしれませんが、
ボーナスを入れた金額と入れない金額の年収ではかなり違ってきます。
たとえば、年収400万円でもボーナスがなく月33万円程度の人もいれば、
月20万円+ボーナス2回で160万円」の人もいます。
後者の場合、勤務先の業績悪化でボーナスが半減すれば、どうなるかお分かりですね?
すぐさま、年収300万円台まで下がります。
日本経済が不安定な今、こういった可能性はとても大きいです。
そもそも、正社員でなければ、毎月の手取りが低く、ボーナスもない場合がほとんどかと思います。
このように、いつボーナスが減っても(なくなっても)おかしくない今、ボーナスを含めた「年収」というくくりで家計を考えるのは危険です。
毎月の支払や貯蓄の計画を立てる時は、ボーナスに頼るのではなく「毎月の手取り」
を把握し、使い方、貯め方を考えて行く事をお勧めします。
都会と地方の最低賃金の差
収入の面では都会と地方の最低賃金の差がかなりあります。
例えば、東京だと最低賃金は1,013円
鳥取だと最低賃金は 790円です。
都会であれば、交通の便が良く、車が必要なんて事はありませんが、地方の場合、車は必須になり都心部よりも車の保有率が高くなります。
車は便利な反面、かなりの出費がかかります。
それでも車が必要になるので、車の為に家計が…なんて事もあります。
将来も年金が不安 私の老後資金は?
お金のことで悩んでいるのに、税金や社会保険料が上がるというのは国の財政が悪化している事になります。
そうなるとやはり心配になるのは年金です。
今の日本の状態を考えると「ねんきん定期便」で示された見込み額よりも実際に受け取る年金が減るかもしれません。
(社会保険・年金については別の機会に改めて書いていきます)
自分で自分の家計を守る
税金が増えても給料が減っても、すぐさま困らないようなお金の使い方をする。
急に会社がつぶれても、同時に自分までつぶれてしまわない様な貯蓄をしておくこと。
やりくり上手な人やお金に対して興味がある方は、きちんとお金を貯める事が出来ます。
ただ、どうしても苦手な方やお金に対して上手くやりくりが出来ない方もいます。
ではどうすればいいのか?
そこで次回から、わりとよくあるタイプの実例を紹介していきたいと思います。
参考にさせて頂く本は
何万人もの家計相談をされてきた横山さんの本で、色々な家計のケースについて一緒に
考えていきたいと思います。
※ご自身で読みたい場合はネタバレになりますのでご注意下さい。
それでは、「お金のはなし」はこれでおしまいです。
次回からは「家計について考えよう」シリーズです。